№13 モスクワのカフェ事情- あのカフェ "カラヴァエヴィフ"

公開日 : 2014年01月15日
最終更新 :

暖かいなあなんて油断していたら、今週から急に寒さが舞い戻ってきたモスクワ。しばらくマイナス10度以下に冷え込む日々が続きそうです。こんなお天気の中、モスクワの町歩きをしていて、何が辛いかと言うと、ちょっと一休み、と軽い休息が出来るカフェがあまりないということ。まあほんとのところはあるにはあるのですが、何度も行きたくなるようなカフェがあまりないということ!そして、気軽に入ったつもりが、お会計を見てびっくり(例えば、セルフサービスで紅茶&ケーキ: 1,500円とか)という事態がままあるということ...。

これはかなりの大問題です。旅を楽しむために不可欠なのは、こまめなお茶タイム。どんな町へ行く時も、事前に目的地の評判の良さそうなカフェを調べておく私。今回は日本のどこかの同じタイプの方に読んでいただけたらな、との思いを込めてお届けしたいと思います。

№10のタガンスカヤのブリヌィ屋さんからの流れに最適な、「あのカフェ」、その名はКулинарная лавка братьев караваевых(=カラヴァエフ兄弟の料理のお店)です。

安心して好きなものを楽しめて、居心地がよく、もちろんおいしくて。モスクワの人々も、カフェ物価高に対する思いは同様なのか、ビジネスを順調に拡大中のようで、現在モスクワ市内に15店舗ほど。いつ行っても大盛況、モスクワでは貴重なバランス感覚とサービス精神に、オーナーはきっと、本当にお茶タイムが大好きなのだろうなあと納得&共感&応援したい気持ちでいっぱいになります。

タガンスカヤ駅近くの店舗の入り口。駅を正面にして右手の通りにあり、すぐに見えてきます。

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多くの店舗で、番号札制を採用しているよう。まずは、こんな機械から番号札を取って。順番が来たら、カウンター越しに注文をして、最後にレジでお会計です。

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ここにもブリヌィ。この他、ケーキやエクレア、各種サラダやお惣菜にピロシキ、ビーツを使ったロシア的なものも色々あります。隠れたおすすめはクッキー。一つ一つ、手が込んでいて、とてもおいしいです。100gで80RUBですが、「二枚だけ」とかほんの少しのオーダーにも快く応じてくれます。

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このお兄さん↑カラヴァエフ兄弟が目印です。紅茶は、ポットで驚きの60RUB。お茶は他にジャスミン茶などもあり、ドイツのALTHAUSのもの。カップを追加でお願いして、数人でシェアしてもOKです。

少し前までは、紅茶用のミルク(牛乳)もレジの横に置いてあり、自由にいただけたのですが、先月辺りから、有料になってしまいました(それでも安心の10RUB)。

お惣菜類は量り売りで、表示の金額は100gあたりのもの。1штとある場合は、1つあたりの値段です。

このカフェの嬉しいところはもう一つ。

夜19:00以降はイートインでも持ち帰りでも、飲み物も含めて全品20%オフになります。まだまだ夕ご飯時に始まるこのタイムセール、旅の途中の軽い夕食にぜひおすすめです♡ 

メトロ5号線・7号線 Таганская タガンスカヤ駅付近の店舗

住所: ул. Земляной вал, д.76/21, стр. 2 ゼムリャノイ ヴァル通り76/21, 2

*この他、プーシキンスカヤ駅周辺やマヤコフスカヤ駅周辺などモスクワ中心地に15店舗あり。HPに各店の地図と住所あり。

*1RUBは、現在のレートで約3.1円です

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