最高にクラッシックな名画座−イリュージオン
どこの国でも映画は最大なの楽の一つ。
ロシア人も映画が大好きで、街中の色々なところに映画館が。
ロシアでもハリウッド映画がやはり人気で、最近は大型シネマコンプレックスがたくさん。一方で、日本では見られないロシアやヨーロッパの映画を上映している映画館もたくさんあり、映画好きにはなかなか魅力的です。
モスクワには昔ながらの映画館がいくつかあるけれど、私の大のお気に入りの映画館がここ、モスクワ一の名画座「イリュージオン」。
この名画座、幅広い世代でファンの心をつかんできました。
その全てがクラッシックで本当に素敵!
こんな映画館があるなんて、と映画好きの私は一目でその魅力の虜になってしまった!
入ってすぐの待合ホールは、こんなクラシカルな円柱が立ち、ゆったりとしたカフェスペース。
壁には往年の俳優達の写真が並びます。
映画が始まる前に、早めに来て、ゆっくりしているカップルやおばあちゃんも多い。ホールのソファーに座っていると、ゆったりとしたピアノの音が。スピーカーから聞こえてくるピアノの音は、随分きれいに響いているな、と感じていたら。。
なんと、ピアノ演奏も生演奏!
本日の上映は、「暗くなるまでこの恋を」。
フランソワ・トリュフォーの1969年の作品。若きカトリーヌ・ドヌーブの綺麗なこと!熱帯の雰囲気の中、その雰囲気に酔いしれます。
映画は残念ながら、吹き替え。ロシア人の声優が一人で頑張って男女問わず全訳をこなしてました。
ロシアの映画は吹き替えが多いので、一回見たことがある映画を映画館で見るほうがよさそう(ロシア語が分からないと、内容理解できないし。。)
終了後もピアノ演奏が出迎えてくれる。終わった後にゆったりするのもよさそうです。
この映画館、チケットの購入もこんなレトロな窓口で。おばあちゃんがゆったりと対応してくれます。
1日何本も上映しているので、ふらっと行って、何を見ようかな、と考えるのもまた良し。この日の他の上映として、タルコフスキーの大作「アンドレイ・リュブリョフ」もやっていました。
映画って、映画そのものを楽しむのも重要だけど、雰囲気のある映画館で見ること自体を楽しむのがまたいい。チケットも100ルーブル(約300円)前後と気軽な値段。
休日にゆったりと過ごしたかったら、こんなクラッシックな映画館も素敵です。
Illyusion
Kotelinichenskaya embankment, 1/15
(495) 915 43 39, 915 43 53,
最寄り駅:地下鉄タガンスカヤ駅、キターイ・ゴーラド駅
チケットは50ルーブル(約150円)~150ルーブル(約450円)
Иллюзион
Котельническая наб., 1/15
м. Таганская, Китай-город
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。