世界遺産の街、クスコからこんにちは!
この度より地球の歩き方ペルー/クスコ特派員としてブログを執筆させていただくことになりました藤本"Jorge"亮治と申します。
あのマチュピチュを含むインカ帝国の遺跡の数々、アンデスのインディオであるケチュア民族の文化など、
様々なクスコの魅力をお伝えしていきたいと思います。
まず、第一回目の投稿ですので、私の住むクスコという街についてご紹介したいと思います。
クスコ市(CuscoもしくはCuzcoと綴ります)はペルーの南東部に位置するクスコ県の県都となります。
同じクスコ県内でクスコ市から80㎞ほどの場所にマチュピチュ遺跡があります。
マチュピチュ遺跡に向かう列車などの交通機関の起点はクスコにあるため、マチュピチュに行くためには、まずクスコを訪れる必要があります。
でも、クスコはマチュピチュへの通過点として通り過ぎるにはもったいない程に魅力ある街です。
まず、クスコに来て感動するのは、その異国情緒ある雰囲気です。
クスコの空港に到着する前の飛行機の窓から見える景色ですら、すでに他の都市とは異なっています。
険しいアンデス山脈の真ん中に突如現れる街、そのただ中の滑走路に飛行機が着陸していく時のわくわくする感じは
他の都市ではなかなか味わうことのできないものです。
クスコはその街自体が世界遺産に登録されています。街全体が博物館のようで、いたるところにインカ時代や
プレ・インカの遺跡が生活圏に普通に存在しています。とりわけ、クスコ中心部のあるます広場周辺は王宮の跡地だったため、
見事な石組みの壁をいたるところで見ることができます。
クスコ中心街の街並みは石組みの基礎と、アドベ(日干し煉瓦)を上から白く塗った壁で非常に美しく統一されています。
統一感のある街並みとは対照的ですが、クスコは色彩に溢れています。
伝統衣装は赤や青などの原色を大胆に用いられており、目がちかちかしてくるほどです。
クスコは標高が3400mと非常に高いため、日差しが非常に強いので、物の色がよりはっきり見えるので、
派手な色合いも一層引き立ちます。空の青さも私がかつて東京で見ていた色とは比べ物にならないほど深い色です。
クスコには見どころが沢山あります。色々な遺跡や博物館などは追々このブログで紹介していきたいと思いますが、
とりわけ是非訪れて欲しい遺跡がサクサイワマンです。サクサイワマンはクスコのアルマス広場からタクシーで10分程とクスコ中心街にとても近い遺跡です。
サクサイワマンの特徴は何といってもその壮大なスケール感です。何十トンもある巨大な岩が沢山並べられた壁は圧巻です。
これ程に巨大な石が数多く用いられているということは、この遺跡が他の遺跡やマチュピチュよりも、政治的もしくは宗教的に重要度が高いものだったことを示しています。
クスコまで来たなら、サクサイワマンを見ないと絶対に損ですよ!
今回はクスコの魅力について、私なりに感じていることをざっくりと紹介させていただきました。
今後さらに詳しい情報も更新していきますので、これからもよろしくお願いします!
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