ドイツ流 ヴュルツブルクの楽しみ方♪
前回に引き続き、"有名な観光地再発見の旅シリーズ"と称して、今回はヴュルツブルク観光のレポートです。
ドイツロマンティック街道の北の出発点である、ヴュルツブルクの町は、ユネスコ世界遺産のレジデンツと、ポッテリとした独特な形のボトルが特徴的なフランケンワインで有名な観光地です。
ユネスコ世界遺産に登録されているレジデンツはさることながら、私が皆様に是非紹介したいのが、
"Alte Mainbrücke(アルテ・マインブリュッケ)"です。
Altstadt(アルトシュタット)/旧市街から"Festung Marienberg(フェストゥング・ マリエンベルク)"/マリエンベルク要塞へ向かう途中、マイン川に架かるこの橋で、是非足を止めて、ドイツ流に優雅な一時を過ごしてみませんか?
この橋に一歩足を踏み入れた瞬間、橋の上でワイングラス片手に談笑している人たちの姿が目に飛び込んできます。恐らく地元の人だろうと思う様な常連さんぽい感じの人たちが、お散歩のついでに1杯、ここで井戸端会議している様な光景も。 皆さん、とても慣れた感じで、思い思いに優雅な一時を過ごしています。
旧市街側の橋の入り口付近に、"Alte Mainmühle(アルテ・マインミューレ)"という名のレストランが建っています。
もちろん、レストランで食事をしながら、フランケンワインをゆっくりと楽しむこともできますが、ドイツ人に混じって、美しい景色を堪能しながら、フランケンワインを気軽に愉しんでみませんか?
このお店、橋に面して小さな窓口があり、そこでワインをオーダーできます。中に入れば、テイクアウトの軽食(ソーセージを挟んだパンなど)も買うことができます。
私などは、これこそドイツの良いところ!と思うのですが、この様な場合でも、飲み物はちゃんとグラス、フランケンワインもちゃんとワイングラスで出てきます。 ワイングラスで飲んでこそ、優雅な気分に浸れるんですよネ。
そのため、デポジットがオンされた値段で飲み物を購入し、空いたグラスの返却時にデポジット分が返金される仕組みになります。 ちなみに、ここの場合は、ワインよりもデポジットの方が高い・・・
ドイツ語で、デポジットは、Pfand(プファント)と言います。 価格が書いてある値段表には、Pfand(プファント)は別で書いてあるので要注意です。
実際に請求される金額が、思ったよりも高いのはこのためです。
お奨めの"アルテ・マインブリュッケでフランケンワイン!"コースですが、マリエンベルク要塞へ行く予定の方は、要塞へ行く前と後とどちらでワインを堪能するのが良いか、予めプランニングして下さい。
「マリエンベルク要塞からの眺めが素晴らしいよ、そして絶対、アルテ・マインブリュッケでフランケンワインを楽しんでね。」とお奨めした友人が、「先にワイン飲んだら、要塞に上るのがつらくて、ゼイゼイで大変だった。」と言っていたので、報告しておきます。
奥の高台に佇んでいるのが、マリエンベルク要塞。
最初にワインを楽しむか、マリエンベルク要塞まで上って、一頻りマイン川とヴュルツブルクの景色を堪能した後で、一杯楽しむか・・・
悩みどころですね・・・
ワイングラス片手に橋の上でマイン川やマリエンベルク要塞、アルトシュタットの景色を眺めながら一時を過ごす、これは、もう真っ青に晴れた清清しい日なんて最高ですよ。
ヴュルツブルクへ行かれたら、是非ドイツ流に優雅な一時をお過ごし下さい。
ステキな思い出が作れます様に... "Prost(プロスト)!"/"乾杯!"
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