地元神戸っ子がお気に入りの神戸元町散策

公開日 : 2016年06月13日
最終更新 :
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ミラノの週末はおだやかな天候で、イタリア人が大好きな海へと日帰り旅行する人も多かったようです。

セリエAのシーズンが終わったため、私は日本に一時帰国していました。

今回は番外編で、私の出身地の明石市のすぐ隣にある神戸市の地元神戸っ子が大好きなエリアについてお伝えします。

学生時代の思い出と共に、友人と散策を楽しんできました。

 神戸というと北野異人館やスウィーツで有名ですね。その昔、神戸港開港で海外との貿易が盛んになりました。

異人館と、現在はショップやレストランとなっている旧居留地と呼ばれる界隈に、その名残りが多く残っています。

 また京都、大阪ほどではありませんが、元町の南京街(なんきんまち)はアジア圏からの観光客の方がたくさん来られています。

テイクアウト、立ち食いできるチャイニーズ・フード店が立ち並び、活気ある地域です。

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中央の広場では、アツアツの豚まんなどを頬張ったり、記念撮影をしている人で常ににぎわっています。

 そんな南京街からすぐのところに元町商店街があります。JR、阪神電鉄元町駅から神戸駅までの西に続く長いショッピング・ロードです。

 神戸っ子たちが心躍らせているのは、今年秋スタートのNHK朝のドラマ「べっぴんさん」の主人公のモデルが「ファミリア」創業者の坂野惇子さんだということです。

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この元町商店街にある「ファミリア」はベビー服、子供服の老舗メーカーで神戸市内の有名お嬢様私立学校の手提げバックなども取り扱っているのです。

ちょっとした文房具、ヘアーアクセサリーなどもかわいらしくて、思わず手に取ってしまいました。

 この元町商店街から平行して伸びる、一本海側の通りが「乙仲(おつなか)通り」です。雑貨やセレクトショップ、こだわりの珈琲を入れてくれるお店にアンティーク、ヴィンテージの洋服店などが立ち並び、のぞいていると時間のたつのを忘れてしまいます。

ちなみに神戸では、北方向を山側(やまっかわ)、南方向を海側(うみっかわ)と呼びます。地形からそういう呼び方が定着したようです。元町の神戸大丸店の店内の表示も「海側→ 山側→」などとなっていますので、ご参考までに。

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 通の兵庫県産の商品を置いているのが「じばさんele」です。乙仲通りゾーンにあります。

播州織、丹波焼、メリヤス織の靴下など兵庫県の地場産業の製品を知ってもらうというコンセプトで、頑張っておられます。

一味違った渋めのお土産を探している方には、もってこいかもいれません。

 またいくつかのレトロ建築がこの乙仲通りから海方向へ向かった海岸通りにあります。

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 1911年竣工の海岸ビルヂングは、当時の貿易会社が依頼して作られたものでした。現在では国の登録有形文化財になっています。

どっしりした花崗岩張りのレンガ造りの建物は、ドイツのルネッサンス風ファサードです。

1995年1月の阪神淡路大震災でも崩壊することなく、損傷はわずかだったそうです。

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1階から3階まで直接続く階段の天窓には素敵なステンドグラスがはめ込まれています。これもドイツのアンティークグラスなのだとか。館内には事務所やセレクト・ショップが入っていて、静かで落ち着いたたたずまいを残しています。

この周辺にはその他にも戦前に建てられた洋館建築ビルが数々あり、建築マニアだけでなく一般の人々からも注目を浴びています。

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 さて、歩き疲れたら神戸の夜景が1日の疲れを癒してくれるでしょう。赤いポートタワーと帆をイメージさせる白い海洋博物館、ハーバーランドは神戸の景色を代表するものです。

 いかがでしたか。地元の神戸っ子がデートしたり、休日にウインドーショッピングを楽しむ神戸をご紹介しました。皆さんも機会があれば、ぜひ一度神戸を訪れてみてください。

ファミリア

神戸市中央区元町通1-6-10

じばさんele

神戸市中央区海岸通5-1-20

(三宮 神戸国際会館B2にもショップあり)

海岸ビルヂング

神戸市中央区海岸通3丁目1-5

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