タフでなければ生きていけない
今日は大げさな題名となりましたが、バリ島の日常生活で起きた一コマを
紹介したいと思います。
今、筆者はあるイベントを企画しておりました、そのためのパンフレットを
200枚ほど印刷することになりました。そこでデンパサールの印刷屋へ。
近所に大学があり、学生さんたちの利用も多い店です。
中に入ると色々なサービスが整っているのがわかりますが、さて、どうしたものか。
入ってすぐに「いらっしゃいませ〜」なんて声もありません。
スタッフらしく人がたくさんいますが、目を合わせようともしません。
これは自力でなんとかしないと・・、と店内をまず見渡しました。
![161105-1.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/bali/images/161105-1.jpg)
デジタルデータをフラッシュディスクで持ち込むのが一番良いみたいです。
あいにく持っていなかったので、ノートパソコンと外付けハードディスクも持参。
どうやら、奥の空間が、パソコン上でデータ処理をするところらしいので
入ってみました。しばらく待って様子を観察。
![161105-2.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/bali/images/161105-2.jpg)
パソコンが3台並んでいて、店のスタッフに発注者が指示をしています。
観察していると、最初の人が終わったら、スタッフが番号を呼びました。「35!」
待っていた人が番号札を手渡しました。
しまった!整理番号を受け取るシステムだったんですね。見たらドアの外に
暗号札が釘に刺してあります。ちなみに何の説明書きもないので、最初に来た人には
何だかわからないでしょうね。そしてワタシもボォ〜と、ただ待っている間に
4人もの人が割り込んでしまいました。
ようやく自分の番号になって、データをコピー。やはり外付けのハードディスクは
読み込むことができず、ノートパソコンから店のスタッフのフラッシュディスクを
借りてコピー。
伝表を渡されて、外で印刷の手配に回ります。
まずは一枚、色校正のチェック、店に入ってからここまで1時間。
そしてオッケーなら、そのまま印刷。待っているかと聞かれたので、そうすると答えました。
あえて、どれくらいの時間がかかるかは聞きませんでした。聞いてもしょうがないかな〜と
諦めモード。かれこれ30分待ったら、印刷物が出来上がってきたようです。
でも、他のお客さんの印刷物と一緒に山積みになって、一向に呼ばれません。
それどころか、カウンターに次々に他のお客さんがズイッとやってきて、自分の要件を
伝えるので、このまま待っていたら、いつになるか、わからない!
![161105-3.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/bali/images/161105-3.jpg)
ローカルがやるように、肩からズイッと一番前に進み、自分の印刷物だけを
引き出して、これ、お金払うから!とスタッフの目をしっかり見据えて言い放ちました。
受け取る頃にはすっかり疲れ果てていたように思います。
でも、こんなことでめげている場合ではありません。
注文のやり方が分かったので、次回はもっと時間短縮できると思います。
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