「小樽雪あかりの路19(2017年)小樽運河会場」+「あったマルシェ」を振り返って
2017年の「小樽雪あかりの路」は、2月12日に終了しました。
先日ご紹介した「手宮会場」に続き、今年の小樽雪あかりの路を「小樽運河会場」とともに振り返ってみます。
"Former Mitsui Bank Otaru Branch"
2017年は、小樽雪あかりの路のイベント期間中、3日間に渡り
「@Marche(あったマルシェ)というイベントが
株式会社ニトリ主催、小樽市後援で開催されました。
会場は、写真↑の「旧三井銀行小樽支店」。
イベント会場の旧三井銀行小樽支店前にも小さな雪あかり。
旧三井銀行小樽支店は、かつて19世紀から20世紀初めにかけて、
「北のウォール街」と呼ばれ、北海道の経済活動の中心地でした。
この建物も、その当時、1927年に建設されたもので、ルネサンス様式の外観が特徴です。
なかなか入ることができない建物の中は吹き抜けになっています。
天井には彫刻、壁伝いに回廊がある瀟洒なたたずまいは、小樽の歴史と往年の繁栄を思わせます。
銀行だっただけあり、大理石のカウンターが印象的。
このカウンターを利用し、お洒落な雑貨などを並べ、販売していました。
写真↑は、出店者「yukimichi」さんの商品。
どれも使い勝手がよさそうで、いろいろ欲しくなります。
「UNGA↑」さんの和三盆や飴菓子。
カウンターの内側はカフェになっており、たくさんの人がスイーツなどを楽しんでいました。
旧三井銀行小樽支店の建物は、3日間限定で特別に解放されて実施したイベントでしたが、
夏には美術館としてオープンする予定があるそうです。
"Waxballs in the yard of the Former Mitsui Bank Otaru Branch"
旧三井銀行小樽支店建物裏のワックスボール・雪あかり。
あったマルシェは、建物も販売しているものもとてもきれいで、
後ろ髪をひかれつつ、小樽運河へ向かいました。
ちなみにこの日の戦利品。
欲しいもののはいろいろありましたが、割れ物を避けてこの3点に。
"Glass float candle"
運河へ向かう道すがらも、通り沿いにたくさんのキャンドルが並びます。
浮き球のキャンドル。
"Otaru Snow Light Path at the Otaru Canal Site"
辿り着いた小樽運河は、すでに多くの人で賑わっていましたが、
やはり何度見ても美しい光景に息をのみました。
「あったマルシェ」で買い物をしているうちに辺りは真っ暗になってしまいましたが、
雪あかりの路は、薄暗くなってきた時間帯もまた違った雰囲気の幻想的な光景です。
雪あかりで見るキャンドルの優しい光は、寒い冬、雪深いからこそ楽しめる北海道の風物詩です。
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筆者
北海道特派員
市之宮 直子
小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。
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