ビールを飲みたい人のために
さて、ドイツと言えば、ビール。
沢山飲めないけれども、せっかくのドイツ。出来るだけ沢山の種類のビールに出会いたい。
そう思う人もいることでしょう。
今日は、これをテーマに、街へ出て見ました。
最初に向かったのは、私がレーゲンスブルクで一番お勧めするシュピタールの醸造所。
ドイツ最古の石橋を渡りきった反対側にあります。
メニューにはないのですが、なんと、小さいビールも飲めることが分かりました。
ヘレスと黒ビールは0.25l、白ビールは0.3lです。これならちょうど良い分量です。
比較対象がないので、どれくらいの大きさのビールか分からなくて、ごめんなさい。
普通は0.5lで、ピルスと呼ばれる種類のビールは、バイエルンでは0.33lです。
私は、さすがに白ビールだけ頂きましたが、背景にあるビールは、左からヘレス、白ビール、黒ビールです。もし、あなたがこの三種類を合わせて注文したとしたら、お勧めの飲む順番は、この左から右への順番の通りです。理由は、ヘレスの方がホップの癖が少なく、白ビールの味を邪魔しないこと、そして、黒ビールは下に独特の味が残るので、何のビールに対しても一番最後に飲むのがお勧めだそうです。これは親切なウエイトレスさんが、聞きもしないのに、アドバイスをくれました。
合わせて頂いたのは、シュヴァイネブラーテン。最近、私の調査中の料理です。
これは典型的なバイエルン料理。
この良いところは、ドイツのレストランでの分量は、日本人の胃腸には少し多すぎなのですが、
小さめでお願いします、と注文することが出来るのです。大概のレストランでは、正規の値段の2ユーロ引きで食べられます。私は大食いな人ですが、小さめ分量で十分。それで足りないと思ったことはまずありません。男性でも、多分特に分量的には問題ないと思います。
はい、もう少しここの料理についてコメントです。
付け合わせはクラウト・サラダ。クラウトとは、キャベツのことです。太めに切られていますが、味がしっかり染み込んでいて、抵抗ありません。美味しいです。合格。
ジャガイモのクヌーデルが豚肉に添えてありますが、こちらも、センメル・ブルーゼル、つまり、細かいパン粉状のものをバターで煎ったものがかけてあり、食感が良く、二重丸。
ソースは甘めの仕上がりです。豚肉の皮に切り込みがなく、ナイフで切りにくいですが、味は丸。お肉そのものは、少し脂肪分が少なく、乾燥ぎみで、私の好みからいくと、「もう一歩で賞」。でも、こちらは好みの問題だと思います。分量は合格です。
さて、次のお店へ行って見ましょう。
大聖堂の近くのビショッフホーフでは、民族衣装を着たウエイトレスさんがもてなしてくれます。
2017年の12月にも、ここについては紹介しています。黒ビールは、有名なヴェルテンブルク修道院のものが飲めます。過去記事は、こちらからどうぞ。
まだまだ飲み足らなければ、どうぞこちらへ。
ヴァイスブラウ・ハウスというお店です。旧市街の中央にあるノイプファー広場からほど近い場所にあります。
繁盛しているお店ではありますが、さすがはお昼2時を過ぎてからの入店だったので、お客さんはまばらでした。茶色っぽい薄暗い感じの店内ですが、それが良い味を醸し出しています。店内にあるビールの釜が、美味しいビールを予感させるお店です。実際に、ここでビールが醸造されているのです。
ここのビールは、一般に流通しているものではなく、「レーゲンスブルクの醸造所」を語る上ではカウントされません。
ここでは、0.1lのビールが1.20ユーロで飲むことができます。
白ビール、濃い白ビール、ヘレス、黒ビールと4種類のセットで、この小さいビールを飲み比べることもできますが、この場合、残念ながら全ての種類のビールが白ビールグラスで提供されます。
ピントが合っていないので、小さな写真で失礼します。
今日は3軒でおしまい。それでは、また別の機会に、他のビールもご紹介したいと思います。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。