バッハの町ライプツィヒで今年も開催!バッハフェスト2018!!
音楽の町ライプツィヒ。かつてさまざまな作曲家が活躍した歴史が刻まれていますが、その中でも最も有名な人物が、ヨハン・セバスティアン・バッハ。バッハは、最後の27年間をト-マス教会のカント-ル(聖歌隊指揮者件オルガにスト)として従事していました。
そして、その27年間の間にオラトリオやカンタ-タなど多くの教会音楽を作曲しています。合唱がお好きな方でしたら誰もが一度は歌いたいと憧れるバッハの合唱曲は沢山ありますが、それらの多くはライプツィヒで作曲されています。初演ももちろんライプツィヒ。例えばクリスマスオラトリオは1734年のクリスマスの礼拝時にニコライ教会で、マタイ受難曲は1729年のキリスト受難の日の礼拝時にト-マス教会でそれぞれ初めて演奏されました。
このようにバッハゆかりの地であるライプツィヒでは、毎年6月に10日間に渡ってバッハフェストが開催されます。
今年は6月8日から17日まで、町中がバッハ一色になります。
画像提供: Bach-Archiv Leipzig
© Bachfest Leipzig/Gert Mothes演奏会は、おもにバッハが直接活躍していた二つの教会で開催されます。
ト-マス教会
そして
ニコライ教会
また、その他の教会やゲヴァンドハウスなどでも、おもにバッハの曲が演奏されます。
画像提供: Bach-Archiv Leipzig© Bachfest Leipzig/Gert Mothes
画像提供: Bach-Archiv Leipzig© Bachfest Leipzig/Gert Mothes
さて、今年のバッハフェストのテ-マは「作品群」。
「カンタ-タ」、「受難曲」、「平均律クラヴィア曲集」、「ピアノ練習曲」
「チェロ組曲」、そしてバッハ復興に貢献した「メンデルスゾ-ン」などの作品群を集めた演奏会です。
とりわけ、「カンタ-タ」では、30曲のカンタ-タが、バッハ解釈の第一人任者である6人の指揮者とその合唱団によって、ト-マス教会およびニコライ教会で演奏されます。まさに今年のバッハフェストのハイライトといえます。
そして6人のうちの一人は、世界的なバッハ演奏家・指揮者の鈴木雅明さん。日本からバッハコレギウムとともにバッハフェストに出演されます!
プログラムの詳細は、下記HPの「Bachfest 2018」というところにある「zum pdf」
というところをクリックすると、詳しいプログラムが英語でもご覧いただけます。
http://www.bachfestleipzig.de/de/bachfest
バッハ愛好家の方は、是非バッハフェスト2018においでください!!
筆者
ライプツィヒ特派員
シェーファー 玲子
2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。