世界遺産!ライプツィヒ近郊の町、アイスレ-ベンにあるマルティン・ルタ-の生家。
宗教改革で有名なマルティン・ルタ-。95か条の論題を提起してカトリック教会の腐敗を訴えたヴィッテンベルクが、ルタ-ゆかりの町として真っ先に思い浮かべますよね。2017年はその宗教改革からちょうど500年記念の年でした。
そのルタ-の生家が、ライプツィヒ近郊の町アイスレーベンにあります。
正式には、ルタ-シュタット・アイスレ-ベン(ルタ-の町、アイスレ-ベンという意味)というのが町の名前。ちなみに、ヴィッテンベルグも正式には、ルタ-シュタット・ヴィッテンベルグと言います。
とても小さな可愛らしい街です。
そこから約300m、徒歩5分ほどのところに、ルタ-の生家が残っています。
ルタ-はここで1483年11月10日に生まれました。
家の入口はこちらですが、今はそこからは入れなくなています。
すでに1693年には、アイスレ-ベン市が建物を買い取り、ルタ-巡礼者のために記念館として設置されていたそうで、この博物館はドイツ語圏では最古の記念館だそうです。
そして、1996年にはヴィッテンベルグと共に「ルタ-記念建造物群」としてユネスコの世界遺産に指定されました。
博物館では、ルタ-一家についてや当時の町の様子、父の職業である鉱山業についてなどの展示があります。さらに、ルタ-直筆の手紙や、出版物、洗礼盤などオリジナルの展示物が盛りだくさん。
修復された当時の建物の中でも、二階に上がる石の階段は当時のまま保存されています。また、一階部分では、ルタ-が生まれた頃の部屋が再現されています。
ライプツィヒからちょっと足を延ばして日帰り旅行にもお勧めです!
ルタ-の生家
Luthers Geburtshaus
Lutherstraße 15
06295 Lutherstadt Eisleben
開館時間
4-10月: 毎日10-18時
11-3月: 10-17時 月曜休館
入館料
大人5ユ-ロ、子供2.5ユ-ロ
10人以上の場合は一人4ユ-ロ
家族チケット10ユ-ロ
筆者
ライプツィヒ特派員
シェーファー 玲子
2008年夏よりドイツ中東部の町ライプツィヒ在住。現在はライプツィヒにてフリーランスと主婦業に従事している。
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