山形県の瀬見温泉でゆったりしたひと時を。
新庄駅から47号線を鳴子方面に、車を走らせることおよそ25分。
最上町に義経・弁慶の伝説が多く残っている温泉街「瀬見温泉」があります。
義経大橋にある義経のモニュメント
【瀬見温泉のはじまり】
兄源頼朝の追っ手を逃れ岩手県平泉に向かう途中、最上地域を通ったと言われています。
その途中、義経の妻「北の方」が産気づき、亀割山(かめわりやま)にある観音堂で「北の方」を休ませます。
そこで、弁慶が産湯を探して谷川を下った際に、なぎなたで岩を砕き発見したところから温泉が吹き出てきました。
薬研湯(やげんのゆ)共同浴場脇の階段を小国川へと降りて行くと、
弁慶が発見した「薬研湯(やげんのゆ)」があります。岩の間から約70度のお湯が湧き出ているそうです。
【瀬見温泉の守り神】
弁慶によって発見された瀬見温泉の守り神が祀られている「湯前神社」です。
そのお湯は、生まれた、亀若丸の産湯として使われたと言い伝えられています。
湯前神社の参道脇には産湯のモニュメントがあり、飲泉が可能です。
クセがなくさっぱりしていて、飲みやすく体が温まりますよ。
【瀬見温泉の共同浴場】
瀬見温泉には、共同浴場があります。
名物の「ふかし湯」、露天風呂、内湯、足湯の4つの湯が楽しめ
400円で入浴可能です。※旅館にお泊りのお客様は半額の200円です。(両替機はございません)
ちなみに、足湯の隣には温泉卵を作れる場所もありますよ。
義経・弁慶一行に想いを馳せながら、ゆったりしたひとときをお過ごしくださいね。
せみの湯 AM5時~午後8時※(9時~12時頃は清掃時間のため入浴不可)
シャンプー、石鹸、ドライヤーなし。駐車場、トイレ、小型貴重品ロッカーあり。
℡ 瀬見温泉旅館組合 0233-42-2123
【幕末の面影を残す旅館。喜至桜(きしろう)】
瀬見温泉は新庄の奥座敷として、栄えた歴史がありますが、
瀬見温泉街の中でも一番の老舗旅館、喜至桜(きしろう)は、お殿様の宿でした。
今もなお幕末の面影を残す旅館として営んでおります。
実は、山形県内に現存する最古の旅館建築物です。
旅館の中に入るとあのジブリ映画「千と千尋の神隠し」に登場する「湯婆婆」
が駆け下りてきそうな雰囲気満載。
何と言っても魅力は本館1Fのローマ式千人風呂
源泉かけ流し温泉です。日帰り入浴も可能で、混浴となっておりますが、
時間帯によって男湯専用、女湯専用となります。
喜至桜(きしろう)〇男性専用時間19時~21時30分 〇女性専用時間15時~18時
※時間帯は変更になる可能性がありますのでお問い合わせください。
本館と別館がありますので、日帰り入浴の受付は「本館」へ足をお運びください。
℡0233-42-2011
【お腹が空いたら寿し庄内館へ】
温泉街で根強いファンがとても多いお寿司屋さん。
日本海と太平洋の中間にあるため、どちらの魚介も美味しく食べられるランチちらしがとても人気!
こんなおいしいチラシ寿司は食べたことないと感動すること間違いなしです!
お腹いっぱいでもペロリと食べられます。おすすめです!
寿し庄内館
営業時間11時~22時30分 不定休 ℡0233-42-2404
静かでゆったりした時間が流れる瀬見温泉。
義経伝説や幕末の面影を感じにぜひ足を運んでみてくださいね。
アクセス:【電車】新庄駅から陸羽西線に乗り換えて「瀬見温泉駅」で下車。
30分ほどで到着です。
【車】新庄駅からR47で25分ほど
【記載内容について】
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