ボヒンで涼む夏休み
ボヒン(Bohinj)はゴレンスカ地方にあるスロベニアで唯一の国立自然公園内にある湖です。
詳しくいうとスロベニアで最大の氷河湖がボヒン湖です。仕事でも行きますが、いつもブレッドどまり。というのもここの楽しみは湖で泳いだり、サイクリング、サップボートなどスポーツアクティビティを楽しむのにぴったりの場所なのでツアーで来られるお客さんには少し物足りなく感じてしまう場所でもあるんですね。
冬はもちろんスキー! 私は冬のスポーツはしませんので、もっぱら暑いときにボヒンに行きます。
ボヒンがあるゴレンスカ地方は夏は少し気温が低いので、涼むのにぴったりです。
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そして湖の水がとても冷たいので、30度を超える夏はなおさらぴったり。湖周辺にはキャンプ場も完備していますし、また湖の周りにある大きな家々(スロベニアならではの大きな家が建ち並びます)はほぼ宿泊用アパート。
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一般的に1週間宿泊し、そこを拠点に車で周辺を観光したり、自然を楽しんだり、遠出したりというスタイルでボヒンに滞在します。
浅瀬では魚が! もちろん人間が水に入ると逃げますが、この水の透明さは感動ものです。この水をきれいに保つためにゴミを捨てないなど環境に気をつけているのはもちろんですが、自然のエコシステムによってボヒン湖の水は年に3回ほど循環してこのきれいさを保っているんです。
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写真は夜8時半を回ったころ。ヨーロッパの夏は夜が長いです。トリグラウ国立自然公園の湖にはアイベックスというアルプス地域に生息する動物の像が建っています。この像の上に登る子供たち(大人もいますよ)で昼間はいっぱいですし、この像がある場所というのも、実はとてもきれいに湖が撮れるんですよ。
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ボヒンの周りをゆっくり散歩またはサイクリングするのも景色を堪能する楽しみ方です。一周、およそ徒歩で2時間半ほどかかりますが、途中泳いだりピクニックしたりなどゆっくり楽しむことができます。
これは夜9時頃の写真です。湖周辺は夜蚊が飛んだり、そのほかの虫やハエも意外と多いんです。夜の散歩を楽しみたい方はしっかり虫除けスプレーをしてくださいね。
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つまりは、夏のボヒンはアパートを借りて湖周辺を楽しむことです。
泳いだり、散歩したり、周辺の山あいをドライブしたり、サイクリングをしたり、絶景を楽しみながらアクティブに過ごすのがおすすめなのです。
日本の皆さんにもぜひ来てみてほしいです!
筆者
スロベニア特派員
菊地 由貴
スロベニアの首都リュブリャナで現地ガイド、通訳をしています。現地の魅力や生活の様子をお届けします。
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