【コロナ禍】モデナ歌劇場オペラ椿姫公演無事終了
Ciao a tutti!
さて、先週モデナ劇場でオペラ椿姫が開演されました。
なんとプラテア席の椅子をすべて取り出し舞台に変え、普段舞台に使っている場所ではオーケストラや俳優さんたちが演奏や演技をしていました。
イタリア全土の歌劇場では大きさに関係なく現在のところ観客は最大200人まで入場することが許可されていますのでちょうどいい感じでした。
プラテア席を舞台に使うといった試みは世界でも初めてでしたので、どうなるのかなあと興味津々でしたが、終了後とても評判がよかったので歌劇場関係者もホッと一安心のようでした。
画像:モデナ財団提供
伝統的な円形の歌劇場なのでこういった演出が可能になりました。
こちらは舞台上です。オーケストラの団員の座る椅子や楽譜立てなど
こちらはパルコ席から見た様子
演出家との稽古中の場面
こちらはパルコ席の上の方から画像を!
照明が変わります。
椿姫のポスター
歌劇場入口のロビーから見た舞台
いかがでしたでしょうか?
歌劇場もいろいろと趣向を凝らせて少しずつ活動しています。
しかしながら、コンテ大統領の発表を毎日びくびくしながら聞いて生活をしています。
イタリア全土で新型コロナウイルス感染者数が上昇しています。
深夜から早朝までの間の外出規制令も発表されました。
これからまたロックダウンの可能性も十分ありえます。
病院の新型コロナウイルス感染者専用のポストがほぼ満室のようだと伝えられています。
これから寒くなりますます危険な状態になることはやむを得ません。
ここは一人ひとり最低限のコロナ予防を心がけて過ごし、この状態から早く抜け出せるよう期待するばかりです。
ピッパ
筆者
イタリア特派員
ピッパ
イタリアミラノへオペラ留学後日伊間を往復する暮らしを初め、結婚後はイタリア各地に移住。
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