【中国・蘇州】地元の人に愛される秋冬ローカルグルメ「蔵書羊肉」を食べる!
ニーハオ! 蘇州特派員もりもりんです。
蘇州にはそれぞれの季節のローカルグルメがあります。10月も下旬になるとすっかり肌寒くなってきたので、これからの季節・秋冬に愛される「蔵書羊肉(藏书羊肉/ザンシューヤンロウ)」を食べに行ってきました!
蔵書羊肉の専門店の特徴
「蔵書(ザンシュー)」とは蘇州の西部にある丘陵地帯で、ヤギ(山羊)を牧畜するのに適した土地だったことから、明・清の時代からこのあたりに住む畜産農家によって、「蔵書羊肉」は広められたそう。
市中にあるのは大きいレストランではなく小さなお店がほとんどで、ショッピングモールなどにはありません。また蘇州料理のお店で食べられるわけではなく、蔵書羊肉と看板に掲げた専門店でのみで食べられるのも特徴です。
また羊肉は身体を温める作用があるとされているので、夏場より、肌寒くなってきた秋から冬によく食べられます。
温まる鍋がおすすめ
メニューは、この時期なら羊肉鍋を食べている人が圧倒的に多かったです! ほかには内臓系の炒めものや、羊肉の入った麺や羊肉チャーハンなども人気です。
私が注文したのは、「全家福火鍋(全部入り鍋)」。薄切りのヤギ肉や、内臓系をスープで煮込む鍋で、春雨や油豆腐(厚揚げのようなもの)、羊の血を固めた羊血(ヤンシュエ)、えのき茸がセットになっており、2~3人前のセットで85元(約1500円)でした。
油条(ヨウティァオ)はぜひ入れて欲しい!
油条(ヨウティァオ/小麦粉を練って揚げたもの)はセットに入っていませんでしたが、隣のテーブルで頼んでいたものがおいしそうだったので追加注文(2元=約35円)。
蔵書羊肉の羊肉鍋のスープをたくさん吸ってフニャフニャになったのが、またおいしいんです~!
コロナが収束して自由に海外旅行できるようになったら、ぜひ食べてみてほしい蘇州のローカルグルメです!
老东方藏书羊肉
- 住所
- 苏州市吴江区油车路568号
- アクセス
- 地下鉄4号線「江興西路」駅から西南に徒歩1km
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