No.143 サルディーニャ島での食日記(7日目夕食 Il Caminetto )
皆さん、おはようございます。長い間、私のサルディーニャ島旅行備忘録にお付き合いいただきありがとうございました。今日で最後!最終日の夕食は、友達のシェフから教えてもらったミシュラン一つ星にも輝いたことがあるという銘店「Il Caminetto」さんへ。カブラスという小さな町ですが、さすがカラスミで有名なだけあって、おいしいお店もあるものです。
店内の調度品はどれもアンティーク。早めの時間に予約をしていたので、と言っても19時30分ですが、私たちのほかには数名のみ。コロナだからお客さんも少ないのかもね、なんて言っていましたが、21時頃には満席になっていました。
サルディーニャ島最後の夜なので、おいしい魚介類をいただこう!と、白ワインで乾杯。このエリア、オリスターノの土着品種になるVernaccia di Oristano と Vermentino のアッサンブラージュで、とても爽やか。これは食事が進みます。そして、どのテーブルもこちらのワインを召し上がっていました。お店いち押しワインですね。本当においしかったので大満足。
何を選べばよいのか散々迷ったため、店員さんにとりあえず前菜を適当に持ってきていただくようにお願いしたところ、またこれが全部おいしい。
これ、とってもおいしかった。白身魚をにんにくがしっかり効いたトマトソースで和えてあるもの。
そして、定番のタコのマリネ。いや~、タコの調理方法は本当に天下一品。
カラスミそのもの。これは日本っぽいですよね。
前菜だけで5種類もきました。ワインもいただいていますので、私はほぼ満腹状態ですが、主人は「まだまだ食べるぜ」状態。ということで、違うワインをいただくことにしたのですが、なんと、ここにAlgiorasのTURRIGAがリストにあるではないですか!!カンティーナで€60超えだったのですが、何の間違いかこちらのお店ではそれよりも格段に安い価格で提供されていました。ということで、魚料理ですがこちらのワインをオーダーさせていただくことにしました。最後の夜ですので、少し贅沢に。
赤ワインは重たいからお肉に合わせるべき、と誰が決めたのでしょうか?と問いただしたくなるほど、赤らしいタンニンや重みがあるのに、なぜか軽やか。
不思議と魚料理にもピッタリ合うんですよね~。
まだまだ食べられると主人がオーダーしたのは、ボラのグリル。日本ではボラってあまり食べられませんが、こちらでは高級魚の一種として扱われているのでしょうか?お店の方に「数人で取り分ける用ですが」と前もって説明をされていましたが、彼は一匹ひとりで完食しましたよ。とても幸せそうでした。
あれだけ食べたのに、なんと最後にはデザートまで頼んだうちの主人。食いしん坊過ぎます。相当おいしかったらしいです。確かティラミスでした。
お店の方は皆さん親切でしたし、料理もすべておいしかったですよ。ぜひ、カブラスに行かれる際は、こちらでお食事されてみてください。おすすめです!
では、またお会いしましょう! よい1日を。Buona giornata, ci vediamo presto.-------------------------*-
■Il Caminetto
・Tel: +390783 391139・住所: Via Cesare Battisti, 8, 09072 Cabras OR・URL: https://www.ristoranteilcaminettocabras.com/
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筆者
イタリア特派員
丹羽 淳子
イタリア、アンコーナ県の海辺の町に住んでいます。毎日を気ままに過ごすことが堂に入ってきました。
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