Cempasúchil色を探して
10月に入るとCempasúchil(センパスチル)というお花がお目見えします。
センパスチルとは、メキシコ原産のお花、マリーゴールドのこと。
この花は、メキシコでも重要な伝統のひとつである「Dia de Muertos」死者の日には欠かすことのできない意味のあるもので、お墓や祭壇を飾るために使用されます。
カンクンはほかの地域よりも、この死者の日の飾りを見ることは少ないのですが、今年2020年は特に......。
どうしてもこのマリーゴールドを家に飾りたくて探していましたが、ようやく道端で売られているのを見つけました。
大好きな映画のひとつに仲間入りした『リメンバー・ミー』
原題Cocoはメキシコの「死者の日」がテーマ。
観ていない方にはぜひご覧いただきたい心温まるディズニー映画で、映画の中もオレンジ色でいっぱいです。
死者の日とは
・10月31日は前夜祭(ハロウィンとかぶります)
・11月1日は子供の魂がこの世に戻ってくる日
・11月2日は大人の魂がこの世に戻ってくる日
数日にわたって仮装&メイクをしたさまざまなイベントやパレードが各地で行われますが、今年は中止。
日本のお盆にあたりますが、メキシコでは故人を明るく受け入れ楽しみ、生前の故人を思い出し、家族の絆を深めるため。
私事ですが、なぜCempasúchilを探していたかというと、一昨年、そしてつい先日に大切な人をなくしてしまったから。
象徴であるセンパスチルを飾り「もう会えなくても思い出して心の中で生き続けているよ!」と伝えます。
Hasta luego!
筆者
メキシコ特派員
MIKI PASSOS
カンクン在住25年目。在住者の視点から、これまでの経験を交えて様々な情報をお届けします。
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