もうすぐ!本物のツリーで迎えるオーストリアのクリスマス★☆★☆
12月も半ばを過ぎ、町なかはすっかりクリスマス模様。しかしながら、毎年恒例のウィーンのクリスマスマーケットは生憎中止が決まっています。残念ですが、これも新型コロナウイルス感染から国民を守る政府の措置。実際にロックダウン後の感染者数は減っているので、来年はオーストリア国内のみならず、日本を含めた国外からの旅行者でにぎわうクリスマスの風物詩が見られることを願っています。
さて今回は、ウィーンのクリスマスツリー売り場を紹介!
日本では本物のツリーを家庭で飾ることはほとんどありませんが、ここオーストリアでは本物が当たり前。12月に入ると、市内の路上や公園の広場など、いたるところでクリスマスツリー「Christbaum(クリストバウム)」が売り出されます。
こちらはウィーンのショッピングストリート、マリアヒルファー通りの売り場。ニーダーエスターライヒ州の森で育ったツリーがたくさん運ばれてきました。ショッピングのあとにツリーをかついで歩く人の姿は、この時期にしか見られないユニークな風物詩。
そしてこちらはカールス教会前の広場。広い敷地内に大小さまざまな大きさのツリーが置かれています。値段は小さいツリーで€30前後。大きいサイズだと€100以上するものも。
シュテファン寺院前にもツリー売り場があります。
寒さのなか、買われるのをじっと待つ姿が何ともけなげなツリーたち。いったいどんな人が飾りつけしてくれるのかな?
いろいろあった2020年もあと2週間足らずで幕を閉じようとしています。すでに決まっていた旅行をキャンセルせざるを得なくなったり、外食することや気軽に出歩くことさえもままならなかったこの1年。飲食業はいまだにテイクアウェイやデリバリーのみに限られているオーストリア。もちろん観光業も厳しい状況にあります。本当に、早く事態が落ち着くことを願うのみです。
皆様もお体ご自愛ください。そしてFrohe Weihnachten & Guten Rutsch!メリークリスマス&よいお年を!
筆者
オーストリア特派員
雅碧 Léontine
大学卒業後は外務省に勤務した後、ドイツ・オーストリアに拠点を移し始める。現在はウィーンで翻訳業等に勤しみながら、オーストリア人の夫、愛娘たちとアクティブに暮らす。
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