金沢の新デートスポット「金沢港クルーズターミナル」がすてきすぎる
金沢特派員のラジオDJまつおかりえです!
ラジオで旬な情報をおしゃべりするように、楽しく紹介していきますね。
地元民にとって2020年最も話題のデートスポットが金沢港クルーズターミナル!
日本海を一望できるデッキ、おしゃれなレストラン、夜のライトアップ。
インスタ映え要素がてんこもりなので、老若男女から人気を集めています。
イベント会場や会議室としても安価に使え、市民に開かれたスポットとなっています。
■やっぱり海は最高!
金沢港クルーズターミナルは石川県が総事業費34億円をかけて整備しました。
豪華客船で旅をする世界中の観光客を呼び込むために整備したので、建物がとってもすてきです。
地上三階建ての巨大な建物の中に入る前に、まず海をゆったり眺めるのが定番のコース!
まるで高層ビルのような大きな客船を間近で見ることができ、誰もが自然と童心に戻れます。
コロナ禍で心が狭くなりがちなので、広い海と大きな空を見るだけで芯から癒やされます。
船に荷物を運びこむための大きな機械や働く車も見どころです!
キリンのような赤と白の機械は「ガントリークレーン」と言うそうです。
そもそもあんなに大きな鉄のカタマリである船が水に浮かんでいることもすごいですし、港にあるすべてが人間の叡智の結集のようで、非理系人間としてはただただ口をぽかんと開けて関心してしまうのです。
■金沢港クルーズターミナル
・住所: 石川県金沢市無量寺町リ-65
■港にぴったり!サンドアート
建物の玄関には大きなサンドアートが飾られています。
写真のサンドアートは、石川県羽咋市の砂像・塩像クリエイター古永健雄さんが制作しました。
ちなみに、古永さんがお住まいの羽咋市にある千里浜海岸は、砂浜をドライブできる日本で唯一の海です。
そのため千里浜の地元民は砂浜に熱い思いがあることもあり、砂で作るアートが盛んなんです。
TVチャンピオンでも優勝歴のある古永さんの作品を見て、
「すごい!」とつい声に出してしまう人がたくさんいました。
船長さんになれるサンドアートもあって、おもしろ写真スポットになっています!
これは映える!
にやけた顔で撮影するのも観光地ならではの時間ですよね。
■サンドアート "Cruise Ship 2020"
■圧巻の伝統工芸モニュメント
石川県は「輪島塗」「九谷焼」「加賀友禅」など、伝統工芸が盛んな美の町です。
なんと工芸部門の人間国宝の数は全国1位!
そんな人間国宝の方々も参加したモニュメントが1階ホールに展示されています。
大きな柱に工芸作品が飾られ、まるで美術館のような雰囲気です。
人間国宝の吉田美統さんの九谷焼は「釉裏金彩」という技法で作っています。
「金箔」を切り取って模様を作るとても難しい技法です。
ちなみに、石川県は金箔の生産量が全国1位!
石川県の工芸界において、金箔は欠かせない最重要アイテムです。
そんな金箔の美しい色合いを最大限に活かした作品は、まさに人間国宝ならではの神技が光ります。
中町 博志さんの加賀友禅。
モダンなデザインはファンならば中町さんの作品だとすぐにわかります。
港に飾る作品らしく、かわいい波のデザインが本当にすてきです!
人間国宝の川北 良造さんの山中漆器。
お盆をこんな風に重ねてモニュメントにするなんて驚きました!
新しい工芸の可能性を感じる斬新なデザインにほれぼれします。
■伝統工芸モニュメント
■海の食堂でおしゃれグルメを味わおう
金沢市民にとっておしゃれなレストランといえば「メイプルハウス」です。
誕生日やデートで利用する人が多い人気のレストラングループです。
そのメイプルハウスがプロデュースした「海の食堂」が行列になっています!
インスタ映えを狙う女子にとっては、宝の山のような店内。
飾られている小物や家具もとてもかわいく、クルーズ船をイメージした座席で海を眺めながら食事ができます。
レストランウエディングも展開しているので、海が見える場所での結婚式もできるそうです。
金沢港でプロポーズする男性はこのレストランでサプライズの指輪を渡すのかしら。
海を眺めながら、未来を語り合う時間っていいですね。
日常から解放され、本音でやさしく会話できそうです。
海風が私のロングヘアーをなびかせ、終始いい女気分で散策できました。
マリンファッションを意識してか、ボーダー柄の服を着ている人が多かったのもおもしろかったです。
金沢デートの永久の定番になることまちがいなし!
近隣には海鮮が安い市場や漁師さん御用達の食堂もあるので、日本海の海の幸もぜひお楽しみください。
特に冬はカニの季節!
冬の日本海のちょっと寂しい雰囲気も旅情をそそるはずです。
防寒対策をばっちりして、港デートしてみませんか!?
ああ、金沢人に生まれてよかった。
これから金沢特派員として地元民ならではのおすすめをご紹介していきますのでよろしくお願いします!!
私のラジオやYouTubeもよかったらチェックしてくださいね♪
■海の食堂 BAY ARCE
※本記事の写真は許可を得て掲載しています
筆者
石川特派員
松岡 理恵
生まれも育ちも金沢のラジオパーソナリティ画家です。
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