コロナ警戒レベル「4」に引上げられたロンドン、主要駅の様子は?
2021年12月24日現在、イギリス政府によってコロナ警戒レベル「4」という実質上ロックダウンに近い体制になっている、ロンドンを含むイングランド南東部。
ボリス・ジョンソン首相がその発表をした2020年12月19日の時点では、私は娘ファミリーのいる北ヨークシャーに滞在中。北ヨークシャーも私の自宅がある町も現在コロナ警戒レベル「2」とはいえ、その往復にはロンドン・キングスクロス駅経由しか電車がありません。
まずは自宅からロンドン経由で北ヨークシャーへと出発した12月9日。キングスクロス駅で電車の待ち時間があったので、隣接するセントパンクラス駅のショッピングモールへ行ったところ。
まだこの時点ではロンドンもコロナ警戒レベル「2」だったので、ほとんどのお店も普通に営業中。駅の中もそこそこの人出がありました。
ところが北ヨークシャーから自宅へ戻った12月21日は、すでにロンドンでは不要不急の外出禁止。それにともない生活必需品(食料や医薬品など)以外を扱うお店がすべて休業になったのもあり、キングスクロス駅はいままで見たことないほどガラガラに空いていました。
テイクアウトだけならば飲食店も営業可能。だから駅中でサンドイッチやコーヒーを買えたのは、長距離移動中の身にとって救いでしたよ。
店内のテーブル席はすべて閉まっていましたが、人が少ないせいで駅のベンチがたくさん空いているので、腰を下ろしてコーヒーを飲めたのも助かりました。
という次第で、心配したほどの支障はなく無事に自宅へ帰ることができました。乗り換えのためロンドンにいたのは3時間ほどとはいえ、手の除菌・マスク装着・ソーシャルディスタンスなどできる限り気をつけました。
さて、コロナ禍でたいへんな1年になってしまった2020年ももうすぐ終わり。来たる2021年はこの災厄を乗り越えて、穏やかで安全ないい年になりますように!
それではメリー・クリスマス&ハッピー・ニューイヤー!!!
また来年も、どうぞよろしくお願いします。
筆者
イギリス特派員
小野雅子
在英30年を過ぎました。初めてイギリスへいらっしゃる方にも分かりやすいロンドン観光&文化情報を中心に、イギリス各地やヨーロッパの情報もご案内いたします!
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