プローチダ島が2022年のイタリア文化の首都に!
皆さん、こんにちは!ナポリ特派員の時澤です。
いまだに世界で猛威をふるっているコロナウイルス。年が明けて2021年になったものの、気軽に旅行ができるようになるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。
何かと暗いニュースが飛び交うこの頃ですが、カンパニア州にうれしいニュースが舞い込んできました! カンパニア州のプローチダ島がイタリア文化財・文化活動省が企画している「2022年・イタリア文化の首都」に選ばれたのです(イタリア文化財・文化活動省公式ウェブサイト→https://www.beniculturali.it/)。
■イタリア文化の首都とは?
イタリア文化の首都(La capitale italiana della cultura)とは、2015年に始まったイタリア文化財・文化活動省が企画する観光キャンペーンで、毎年イタリアの指定された都市の魅力を、さまざまなイベントを通してイタリア国内のみならず海外に発信していこうというものです。
過去にはカリアリやシエナ、ペルージャといった都市が指名されていて、カンパニア州は今回のプローチダ島が初の指名となりました。フィレンツェ、ヴェネツィア、ミラノといった有名な観光地がたくさんある北イタリアに比べ、まだまだアピールが足りない南イタリア代表のカンパニア州にとって、絶好のチャンスとなりそうです。
■プローチダ島の魅力
プローチダ島はナポリから約40分~60分のところにある人口1万人ほどの小さな島です。ナポリから行ける島としてはイスキア島やカプリ島、ソレント半島などが有名で、プローチダ島はその小ささから、訪れる人もそれらの島に比べて多くありません。
そんなプローチダ島は知る人ぞ知るリゾート地! 港はカラフルな家々が並び、島の丘にある見晴らし台からはすばらしいパノラマを望むことができます。また島ならではの新鮮な魚介料理を堪能できるのもプローチダ島ならでは。獲れたての魚介をつかったパスタやオーブン焼きは絶品です。
夏には島にある数ヵ所のビーチで海水浴も楽しめ、ゆったりとした休暇を過ごすにはもってこいの場所なのです。2022年にはいまの状況が世界的に落ち着いて、たくさんの観光客がプローチダ島を訪れることができればいいですね!
またキャンペーンが近くなったらプローチダ島についても詳しく紹介したいと思います。
それでは、チャオ!
筆者
イタリア特派員
じゅん
ナポリの持つカオスで活気のある雰囲気と、そこに住む熱い人たちに魅了されて永住を決意。
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