いましか味わえないウィーンのドーナツ「Krapfen(クラプフェン)」!謝肉祭中のおすすめ、変わり種クラプフェンを紹介!
昨年のブログでも紹介した、ニシンのサラダと丸いドーナツ「Krapfen(クラプフェン」を食べるオーストリアの「Fasching(ファッシング)」、謝肉祭が今年2021年もやってきました! まだまだ続いているコロナ禍ですが、Faschingに陽気を振りまいてもらいながら、今回は、この時期にしか見られない変わり種のドーナツを含めた、クラプフェン特集!
いまの時期のスーパーのチラシは、どれもクラプフェンの特売のお知らせ。「4つ買うとひとつ無料!」というように、複数購入するほどお得なクラプフェンは、家庭ではもちろん、オフィスでも皆で分けて食べられています。中には、甘いクラプフェンにシュニッツェル(カツレツ)を挟んだサンドイッチも! どんな味なのか気になりますね。
ベーカリーの中はカラフルなデコレーションが目立ち、Faschingモード全開!
クラプフェンたちも帽子をかぶってキュートに仮装!
通年販売されている「Marillen(マリレン)」アプリコットジャムが詰められたクラプフェン以外に、珍しいフィリングや変わったデコレーションが魅力のFasching限定クラプフェンが今回の目玉。
今年のおすすめはこちら! 左から、Eierlikör(アイヤーリカー)といって卵黄、リキュール、そしてバニラから作られたクリーム入りのクラプフェン。その隣がクレームブリュレのクラプフェン。そしてト音記号が目立つ緑色のドーナツは、その名もモーツァルトクラプフェン! 最後に、弾力のあるクリームがたっぷり入ったプリンクラプフェン。
クレームブリュレクラプフェンは、表面のキャラメリゼがまさにクレームブリュレそのもの。小ぶりサイズですが満足感たっぷり! モーツァルトクラプフェンは、表面にはピスタチオが散りばめられ、中にはヘーゼルナッツクリームが入っています。オーストリア感たっぷりのこのクラプフェンは、日持ちがするならば日本へのおみやげにしたいユニークな商品。
こちらは先日紹介したベーカリー「Waldherr」の全粒粉クラプフェン。歯ごたえがあり、フワフワ感とはまた違ったおいしさが魅力。
中にたっぷり詰められたプリンのような触感のバニラクリームは、甘さ控えめの優しい味。
クラプフェン特集いかがでしたか? 謝肉祭の期間中ではなくても、ふわふわクラプフェンは常にオーストリアのベーカリーに見られる古株的な存在。
ウィーンにお越しの際は、Made in Austriaのクラプフェンをぜひお試しくださいね!
筆者
オーストリア特派員
雅碧 Léontine
大学卒業後は外務省に勤務した後、ドイツ・オーストリアに拠点を移し始める。現在はウィーンで翻訳業等に勤しみながら、オーストリア人の夫、愛娘たちとアクティブに暮らす。
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