丹生都比売神社②:神仏習合

公開日 : 2021年05月04日
最終更新 :

丹生都比売神社その②です。

(その①はこちら

入口に戻り、外鳥居に注目してみます。

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本体の鳥居を支える柱が本柱の前後にあり、本柱と水平につながっている「両部鳥居」です。

両部というのは密教の金剛界と胎蔵界のことで、この両部鳥居は神仏習合の神社に多くみられます。

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丹生都比売神社は高野山の守り神を祀る、高野山と深い関係にある神社です。

弘法大師空海に真言密教の聖地である高野山を授けた丹生明神、丹生明神の御子であり空海を高野山に導いた高野明神(狩場明神)が祀られています。

空海は高野山山上の壇上伽藍に御社を建立し、両明神を祀りました。

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丹生都比売神社境内の西側には、神仏習合の名残がみられる一画があります。

まずは、光明真言板碑(光明真言曼荼羅碑)です。

梵字で密教の真言である光明真言が刻まれており、1662年に建立されたそうです。

光明真言板碑の奥に見えるのは、脇ノ宿石厨子です。

内部には修験道の開祖といわれる役行者の石像が安置されています。

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また、写真にはありませんが、手前には背の高い石柱が建っています。

石造五輪卒塔婆群です。

これは大峯修験者の碑で、修験者が大峯山入峯に際し建てたものです。

丹生都比売神社は大峯修験、葛城修験とも関わりが深い神社であることがわかります。

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この一画には、御影堂や多宝塔の跡なども残っています。

神仏分離以前には、不動堂や護摩所など、仏教関係の建物があったようです。

■丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)

・住所: 和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野230

・参拝可能時間: 24時間(授与所は8:30~16:30)

・駐車場: あり

・アクセス: JR和歌山線妙寺駅または笠田駅からタクシーで約20分、笠田駅からかつらぎ町コミュニティバスで約30分

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