【ウェールズ】 ボドナント・ガーデン名物「キングサリのアーチ」
Sut Mae!(シュマイ!こんにちは!)
6月に入り、ウェールズは初夏の陽気が続いてます。
そして、ウェールズ屈指のイギリス庭園「ボドナント・ガーデン(Bodnant Garden)」では名物「キングサリのアーチ(Laburnum Arch)」が今年(2021年)も見頃を迎えました!
▲ ボドナント・ガーデン名物「キングサリのトンネル」
イギリスで「ラバーナム(Laburnum)」と呼ばれている「キングサリ(金鎖)」は別名「キバナフジ(黄花藤)」、ヨーロッパ原産のマメ科キングサリ属の落葉樹です。
▲ キングサリの花言葉は「哀愁の美」「はかない美しさ」
名前の通り、黄金色の鎖が連なって藤棚のように咲くキングサリは毎年5月末から6月初めに見頃を迎えますが、ボドナント・ガーデンでは6月1日に満開となったキングサリの様子がソーシャルメディアに公開されました。
現在、ボドナント・ガーデンの見学には事前のウェブ予約&チケットの購入が必要ですが、昨年はロックダウン中に見頃を迎えてしまったこともあり、今年は例年以上の見物客でにぎわっているようです。私が訪ねた平日でさえも閉園間際までキングサリのアーチ入口には順番待ちの列ができていました。
▲ キングサリのアーチ入口に設置された案内板
1880年に造られたキングサリのアーチは長さ55m。色鮮やかな黄色のトンネルをゆっくり通り抜けながら、思い思いに花の観賞や撮影を楽しむことができます。
広さ80エーカー、東京ドーム約7個分の広大な庭園にはスノードロップやブルーベル、モクレン、水仙、シャクナゲ、バラ、睡蓮など、イギリスの花木はもちろん、世界中で収集された多種多様な植物が栽培されているので、季節毎に違った花や景色を観賞できますが、やはり「キングサリのアーチ」が見頃を迎えるこの時期が一番人気があるようです。
▲ イギリス最古で最長のボドナント・ガーデン「キングサリのアーチ」(2021年6月7日撮影)
事態が収束し、安心して旅行ができるようになったら、訪れてほしい北ウェールズのおすすめの場所です。
【Bodnant Garden】・入園料: 大人£8.00/ 小人£4.00(2021年6月現在)・住所: Gardd Bodnant Garden, Tal-y-Cafn, LL28 5RE・URL: http://www.nationaltrust.org.uk/bodnant-garden
筆者
イギリス特派員
June
60カ国以上の渡航歴あり。2016年、結婚を機に英ウェールズへ移住。
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