ネパールの祭・クリシュナ生誕祭(クリシュナアスタミ/クリシュナジャンマスタミ)
去る8月30日はクリシュナ神生誕祭(クリシュナジャンマスタミ/クリシュナアスタミ)でした。
八角形が特徴的なカトマンドゥダルバール広場内クリシュナ寺院は、例年通りのにぎわい。
周辺には、クジャクの羽や竹笛、壺の乳製品(マカンमाखन)を盗んで食べる幼少期のクリシュナが描かれたポスター売りがたくさん。
クリシュナはプレイボーイとしても知られています。
横笛を吹いて女性を魅了し、ガールフレンドは1万6108人いるとか。
この日、寺院へは男児をクリシュナに見立て参拝に行く人も多く、商店には衣装(竹笛・冠付)も並びます。
参拝途中のおばあさんとお孫さん。
わが子が幼稚園児のときもこの日、男児のドレスコードはクリシュナで、園バス内クリシュナだらけでした。
ところで、このカトマンドゥダルバール広場のクリシュナ寺院は、2015年4月25日のネパール大地震で全壊した場所でもあります。
裏の茶屋で2名が瓦礫の下敷きになり、日本から派遣された自衛隊の捜索エリアにもなっていました。
2018年に修復完了し今は元に戻っています。
クリシュナ生誕祭の日の、カトマンズダルバール広場クリシュナ寺院周辺や町の様子、動画でもどうぞ。
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筆者
ネパール特派員
春日山 紀子
2000年よりカトマンズ在住。
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