【トビリシ】絶品シュクメルリとヒンカリ
コロナウイルスで深刻な状況が続くジョージアでは、気軽にレストランに行けるという状況でもありません。
私の場合、日本食ロスがほぼない反面、現地の名物料理が自由に食べられないとなるとやはり恋しくなります。
ジョージアにいながら、一番恋しいのはジョージア料理だという皮肉な状況になっています。
今回はレストランのヒンカリが食べたくなり、ゲビというレストランに行ってきました。
以前訪れて、ヒンカリがおいしかったと記憶している店です。
↑ゲビ(表通り側)
トビリシでは2021年9月13日より、メトロを含む公共交通機関の運転が再開されています。
ゲビは、メトロ・マルジャニシュヴィリ駅から徒歩約10分、ダヴィト・アグマシェネベリ通り沿いにあります。
表通り沿いに看板と入口がありますが、中庭に入ったところに地下への裏口があります。
この地下店舗が表側と同店舗なのか不明ですが、この地下がよい雰囲気。
↑ゲビ正面入口、画像左側の通路を奥に入ると地下入口があります。
↑ゲビ地下入口。
↑地下入口の看板。
まずは目当てにしていたヒンカリを大量に注文。
ヒンカリは小籠包のようなジョージア料理です。
ただし中身の肉は中華風ではなく、パクチーが効いているのがポイント。
ゲビのヒンカリもパクチーが多めに入っています。
↑ゲビのヒンカリ。
そしてもう一品は、日本でも有名になっているシュクメルリにしました。
ちょうど今月、ムシュラリ・ヒディというレストランでシュクメルリを食しました。
その際、シュクメルリについての豆知識を書いています。
↑ゲビ店内。
ジョージアという国は合計9つの地方に分かれており、それぞれに違う食文化があるようです。
トビリシのレストランでは、店名がその地区や町の名前になっており、その名前が料理の種類をあらわしていることがよくあります。
ゲビというのはラチャ地方にある村の名前。
シュクメルリの発祥地であるシュクメリ村と同じ地方です。
↑ゲビ店内。
つまりこのゲビのシュクメルリは乳製品を使わない本場スタイルのもの。
しかも特筆すべきおいしさでしたね。
今回、シュクメルリが本命ではなかったので、うれしい誤算でした。
↑ゲビのシュクメルリ。
最近、日本でも大きなブームとなっているシュクメルリ。
せっかくトビリシを訪れるなら、本場のシュクメルリを食してみたいと思う方もいるでしょう。
このゲビは意外とよいかもしれません。
↑ゲビの店内にある古民具。
ただし、ひとつ注意点があります。
本場のシュクメルリは特盛のニンニクが入る料理。
においが気になる方は留意する必要があります。
↑中庭のトビリシ風建築。
このゲビは値段も良心的でサービスチャージもありません。
そしてこういうレストランの場合、5~10%のチップを加算するのはマナーだと言えそうです。
↑秋空のマルジャニシュヴィリ駅前。
【メニュー価格】
・ヒンカリ:1個1ラリ
・シュクメルリ:20ラリ
・コカ・コーラ:2ラリ
・レモネード:2ラリ
※1ラリ≒35.3円(2021年9月8日現在)
【メニューのジョージア語表記と発音】
ხინკალი(khink'ali)
შქმერული(shkmeruli)
※対応していただいた店員は英語が通じました。
■ゲビ(ღები/Ghebi)
・住所: 115 Davit Aghmashenebeli Ave, Tbilisi
(115, დავით აღმაშენებლის გამზირი, თბილისი)
筆者
ジョージア特派員
fujinee
ジョージアのトビリシに住んでいます。音楽や芸術が好きなので、そのような記事が多くなります。
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