ネパールの凧揚げ|ダサインの習慣と言い伝え
10月7日から始まった、ヒンドゥ教最大の祭・ダサイン。
ダサイン祭と言えば凧揚げ!
なぜこの時期に凧を揚げるのか。
言い伝えの中の一つ、雨季が終わり、農作物の収穫の季節のこの時期、今までめぐみの雨を降らせてくれていたインドラ神に、凧を高く揚げて感謝の気持ちを届けるため、というのがあり、気に入っています。
他にも、天国にいる祖先に、自分たちが元気であることを一年に一回伝えるため、とか、教えてくれる人によっていろいろ出てくるので、是非身近な人に聞いてみてください。
さて、近年空き地が減っているカトマンズでは、屋上で凧揚げをすることが多く、日差しが弱まる夕方になると、にぎやかな声が聞こえてきます。
屋上へ出ると、近所の男の子たちから「ケンカ凧しよーぜ!」とのお誘い。
ただ揚げるだけではなく、上手な子はラッタイと呼ばれる糸巻きを自由自在に操り、他人の凧をひっかけて落として遊ぶのです。
薄く見える半月近くを舞う凧がきれいでした。
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筆者
ネパール特派員
春日山 紀子
2000年よりカトマンズ在住。
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