ストックホルムの中心にオアシス登場
ストックホルムの中心、セルゲル広場の一角に、Gröna Rummet（グレーナ・ルメット）という名の温室が12月はじめから12月30日までの期間限定でオープンしました。
約700にもおよぶ植物が置かれた室内は、緑色のライトで灯されていて、まさにグリーンがあふれた世界観となっています。なかに入った瞬間から暖かさに包まれ、緑に癒されつつ、ベンチでくつろぐことができます。
室内では詩の朗読であったり、歌やバイオリン、サックスなどの生演奏もあります。これは、芸術や文化に触れるというコンセプトもあるためです。
マイナス5度を下回るストックホルムでは、町中を歩いていると、体が冷えることがしばしば起こります。そんな時にここを訪れると、体が一気に温まり、1杯無料でもらえるグリーンティーを飲みながらホッと一息つくことができます。気軽に立ち寄れる場所にあるため、多くの方がひっきりなしに訪れていました。
スウェーデンは冬の日照時間が短いため、solrum（ソールルーム）と呼ばれる、太陽光と同じような光と暖かさを浴びて冬を乗り切るような施設は至る所にありますが、この施設のように無料かつ温まることができる施設は初めての登場です。
1月、2月と今よりもさらに寒くなることが予想されるので、12月いっぱいで終わらずに、今後も継続してほしい施設です。
筆者
スウェーデン特派員
たってぃ
2017年スウェーデンに移住。皆さんに読み込んでいただけるようなブログを目指してストックホルムの旬や”瞬”をお届けしていきます。
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