おいしいパン屋「El Secreto de Oro」＃パレルモ地区
近頃のお気に入りのパン屋さんは 「エル・セクレト・デ・オロ」。
パレルモのイタリア広場から3ブロックの場所にあります
■El Secreto de Oro
・住所： Av. Santa Fe 4496
・電話番号： 011 4772-9989
元々は、間口の狭い小さい店だったのですが、24時間営業、コロナ禍でのデリバリー対応、などが功を奏し店の規模が大きくなりました。
お店があるのはPUENTE PACIFICO地域でもあるので駅やバスターミナルにも近く、人通りもあり連日大盛況です。
コロナ禍、たくさんのお店が閉店や規模の縮小を余儀なくされていますが、
私の住む地域では、順調に営業を続けているお店です。
ORO通りの路上ではテーブル席もありますし、
スタンド的な店内で軽くコーヒーを飲みながら、できたてのパンを食べることもできます。私のお気に入りはチパ（CHIPA）というマンジョカ粉で作るもっちりしたチーズパンです。マンジョカという芋はタピオカと同じ種類のようです。日本では昔、ブラジルのパンとしてボンデケージョ（そのままチーズパンのポルトガル語）として流行したのではないでしょうか。アルゼンチン北部、ブラジル南部、パラグアイでもよく食べられている、この一帯の名物です。
El Secreto de Oroではひとつ90ペソ。5個の値段（450ペソ）で6個入ったお得セットもあります。
ここまでは、私のお気に入りのチパを紹介しましたが、今回パン屋を訪れた理由はファクトゥーラス（FACTURAS）を買うためです！
ブエノスアイレスの家庭では日曜日の朝は少し遅い時間に朝ご飯を食べる家庭が多く、ファクトゥーラスとよばれる甘い菓子パンをよく食べます。
今週は親戚が訪れているので、14個も買ってしまいました。
包装はとてもシンプルでエコです。
日本のパン屋さんに行くといつもびっくりします（笑）
ファクトゥーラには、いろいろな種類があるので紹介します。
これはメディアルナ（medialunas）という スペイン語で「三日月」を意味するパンです。クロワッサンのような形で、バターをたっぷりと使用した甘いアルゼンチンの典型的なファクトゥーラです。
こちらはvigilante。"守衛"という意味の名前です。メディアルナと同じ生地ですが細長く、砂糖がまぶしてあったりクリームが練り込んであったリします。
こちらのクリームはcrema pasteleraこれにドゥルセデレチェ（dulce de leche）というアルゼンチン特産のミルクジャムがついています。ファクトゥーラといえば、クリームかドゥルセデレチェを塗って食べるのが一般的。ほかにメンブリージョというカリンジャムも人気です。
クリーム入りのデニッシュ。よく桃が入っています。これはお店の名物だそうなのでです！ 訪れる機会があればぜひ食べてみてください。
※2月5日現在、レートは1ドル＝約100ペソです。
筆者
アルゼンチン特派員
相川知子
1991年よりブエノスアイレス在住。スペイン語とラテンアメリカが大好き。アルゼンチンのことを日本に周知がライフワーク。
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