レーゲンスブルクでのウクライナ人受入と、スーパーの品揃え
ウクライナ人を助けたい、という動きはあちこちで見られますが、ここレーゲンスブルクも例外ではありません。
レーゲンスブルクからウクライナの首都キエフまでは、チェコとポーランドを経由して1500kmの距離、車で移動すると23時間弱。ウクライナとの国境に近い街だと16〜17時間程度で到着するほど、ウクライナは近い国です。
我が家に来るピアノの生徒の家には、ウクライナ人家族3人(12歳の子供を含む)とその飼い猫が滞在しているようです。
ここレーゲンスブルクのあるオーバープファルツ県でも、修道院を開放していたり、体育館に簡易ベットを並べて用意をしている他、レーゲンスブルク郡のブルグワインティングでは、先週日曜日1日だけでも60人をホテルに受け入れたり、レーゲンスブルク郡の一般家庭でも500人分の受入体制が整っているとのこと。それぞれはせいぜい50人や100人程度の収容ですが、それでもあちこちで受入体制。募金もあちこちで行われていたり、居酒屋の利用客1人につき1ユーロの募金がされたりなどなど。
一方で、人々の経済的な不安も大きくなっているのか、値上がりしているサラダ油は、行きつけのスーパーで今日確認したところ、棚が空っぽ。マーガリンなどもかなり在庫薄。インターネット上のニュースによると、Aldi Süd(大手チェーンのディスカウンター)は、植物油、菜種油の購入を一人当たり4本(4L)に制限したとか。
↓これは、金曜日の午前中の近所のお店の商品棚です。空っぽのところは、普段はサラダ油、菜種油が並んでいます。
サラダ油などは、もう少し前から値段が上がっていたので、当分買えないな、と思ったこともあるのですが、いや待てよ、今後値段が下がる見込みはないどころかどんどん値上がりするかもしれない、と思い直して、先日余分に買ったばかりでした。本当に良かった。我が家は、揚げ物をしたり、野鳥の餌を我が家で安価なサラダ油を使って調合(?)したりするので、比較的油の消費量が多いんです。
もしかしてと思ってトイレットペーパー売り場に行ってみました。
すると、ちょうどお買い得の品であったものも含め、全て空っぽ。
我が家はウォッシュレット(ドイツではまだ日本ほどあちこちで見かけませんが)ですし、いつも在庫は十分にあるので本当に良かった。
小麦粉もちょっとお値段高めのものはまだ在庫がありましたが、安価なものは品切れ。
今後インフレが進むだろうという気持ちもあったので、在庫を見直して、少しずつ買い足していたので我が家は焦る必要はありませんが、フルタイムで仕事をしている主婦の方などは、週末にまとめ買いをしたりする関係で、買い忘れたり、買おうと思った時にはもうすでに売り切れていたりするのではないかな、とちょっと気になりました(私は爆買いはしていません。普段から在庫をちゃんと抱えていますので、誤解なきよう・・・)。
前回2022年3月8日の記事では、ガソリン代についても書きましたが、こちらも更に値上がり。金曜日の午前中、月曜日の夜の値段と比較しても更に20セント以上の値上がり。
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