【中国・蘇州】蘇州のコロナ感染状況と日常の様子
ニーハオ!蘇州特派員もりもりんです。
今日(3月29日)現在蘇州では、コロナ確定診断病例は累計3例、無症状感染者が87例、確認されています。
蘇州のコロナ感染状況と日常の様子
今日現在のところ、対策の例としては...
- 各地区で定期的に一斉PCR検査を実施。
- 陽性者の濃厚接触者がいる居住区や仕事場を、「封控区(住人は家の出入り禁止)」「管控区(敷地内の出入り禁止)」などに指定し、毎日PCR検査を行う。
- 飲食店は店内飲食禁止。デリバリーは可能。
- 学校は登校禁止。
- 映画館、美術館、博物館、劇場、マッサージ店、ジムなどは営業停止。
- 一部観光地は運営停止、住人が住んでいる古鎮は対外開放停止。
- ショッピングモールやスーパーなどで、健康コードを提示、端末でスキャンして入場を登録する。
- 蘇州市外から蘇州に車でやって来る人は、乗車員すべてが指定アプリを通して情報を登録する。また48時間以内のPCR検査の陰性証明が必要。
- 蘇州市外から蘇州に鉄道でやって来る人は、48時間以内のPCR検査の陰性証明が必要。また蘇州に着いてから12時間以内にPCR検査を受けなければならない。
などなど…他にもたくさんあります。
一方、日常生活に必要な路線バスや地下鉄は運行しています。
「封控区」「管控区」以外の住人は、通常通りに外出や出勤が可能です。しかし不要不急の外出を控える人が多く、地下鉄やバスに乗っても、乗車している人は通常時と比べてとても少ないです。午後や週末は、遠出をするより、近場の公園などに出かける人が多いような印象です。
また、今のところ、ほとんどのショッピングモールやスーパーは営業していますので、食料品や生活必需品などは手に入ります。
ただ、物流関係者から陽性者が出たこともあり、市をまたぐ物流が大きく制限されています。インターネットショッピングでも、発送地が蘇州市外の場合、発送されない場合が多く発生しています。現在、市をまたいで輸送可能な運送会社が限られており、輸送が集中している状態で、通常よりも輸送に時間がかかっています。
蘇州のお隣・上海市はロックダウン
一方、蘇州市の隣の上海市では、コロナ感染拡大が深刻で、3月28日現在、累計確診症例は898例、無症状感染者は18568例、境外輸入性確診病例は4502例と報告されています。
日本でも新聞などで報道されていますが、上海市内の地区別にロックダウンが実施されており、地区内では地下鉄や路線バスは運行禁止、住人は外出禁止、企業はリモートワークの徹底などが行われているそうです。物流人員の不足により、スーパーの品物不足や、ネットスーパーの配達が出来ない状況になっているようです。上海市内に住む友人は、とても不便な生活に陥っていると話していました。
早くコロナが収束することを祈るばかりです。
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