[アドリアーナ・ルクヴルール]オペラ公演無事終了

公開日 : 2022年03月31日
最終更新 :
筆者 : ピッパ

Ciao a tutti!

皆さん、こんにちは!

ご無沙汰しております。今月3月はほとんどオペラ公演でエミリアロマーニャ州に滞在していました。

演目はフランチェスコ・チレア作曲<アドリアーナ・ルクヴルール>です。

フランチェスコ・チレア作曲家は当時ナポリの国立音楽院で学び、その後学院長をしていたこともありナポリでは超有名な作曲家でした。

その上チレアはナポリ出身オペラ史上において有名なテノール歌手の一人エンリーコ・カルーソと交流があり、チレアの三つ目のオペラ<アルルの女>ではエンリコ・カルーソがフェデリコ役を演じ、別のオペラ<アドリアーナ・ルクヴルール>でもカルーソはマウリィオ役を演じました。

<アドリアーナ・ルクヴルール>は楽譜出版社ソンゾーニョ社から出版されました。

当時、イタリアではリコルデイ楽譜出版社が有名でしたが、ソンゾーニョ社はチレア、マスカー二、レオンカヴァッロなどの作曲家と組んだため、リコルデイ社を追い上げていました。

IMG_20220228_134830[1].jpg

歌劇場の前にあるアドリアーナ・ルクヴルールのポスターと

IMG_20220302_234416[1].jpg

公演中、私の誕生日があったため、ささやかにケーキを買いました。

稽古が始まる前に合唱団員全員から誕生日ソングのサプライズもあり、思い出深い日となりました。

adriana keiko trucco 1.jpg

今回はメイク中の画像を頂きました。

adriana keiko trucco 2.jpg

とても素敵にメイクしてくれます。

adriana keiko trucco 3.jpg

こちらは髪の毛のセット!

たくさんの人たちがメイクとセットをしますので、本番まで時間との闘い。私もヘアピンを渡しながら協力します。

adriana keiko trucco 4.jpg

この人のセットは特にお気に入り!

adriana keiko trucco 5.jpg

こちらの画像は衣装さんに撮ってもらいました。

私たちは舞台に立って活動していますが、このように歌劇場では裏方で働いている人たちが大勢いて、一つの作品が成り立っています。お互いに協力しながらこれからも仕事を続けて行きたいです。

ピッパ

筆者

イタリア特派員

ピッパ

イタリアミラノへオペラ留学後日伊間を往復する暮らしを初め、結婚後はイタリア各地に移住。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。