アテネの美味しいコーヒー屋さん「カルティヴォス」
ギリシャはカフェ文化の発達した国です。古くから愛飲されるギリシャ式コーヒー(小鍋で煮出す濃いコーヒー)が得意な老舗から、スタバに代表される現代的グローバルチェーンまで、町のいたる所にカフェが並びます。
筆者のパートナーはギリシャ出身なのですが、彼もその家族も大のカフェ好き。そんな彼らが最近お気に入りなのが「カルティヴォス(Cultivos)」というお店です。
コーヒー豆の生産から関わって、産地コスタリカやエチオピアでの環境に配慮したサステイナブルな農園を共同経営。独自にこだわった焙煎法はもちろん、バリスタ養成にも熱心で、国内コンクールにも多くのスタッフが出場しているそうです。
基本フランチャイズ展開していますが、特に彼らの行きつけはパノルム店。内装はスカンジナヴィア・スタイルにも影響されたといいシンプルで明るく、居心地のいい空間です♪
コーヒーはエスプレッソ式に煎れるものだけでなく、まろやかで優しいブリュー方式も選べます。上のコーヒーはエスプレッソで煎れたカプチーノ。
一方こちらはパートナーが頼んだブリューで煎れたもので、こんなポットに入ってきます。豆の産地もシングルエステート数種から、オリジナルブレンドなどからお好みを選んで♪
春夏は暑い日が多い国だから、アイスコーヒーも大人気。ギリシャでは「フレド」を付けるとアイスコーヒーになり、これ↑はフレド・カプチーノ。カルティヴォスのコーヒーは、冷やしても深い味わいと馥郁とした香りが美味!
フードメニューも充実してて、こちらはブランチにパートナーが注文したアボカド&卵&マッシュルームのオープンサンド。食にうるさい彼にも大好評でした。
私はチキン・ケサディーヤを。焼き立てトルティーヤに薄切りチキン、ホウレン草、チーズ(この店ではエダム使用)を挟んだホットサンドです。
具がたっぷりで美味しかったし、添えられたサワークリーム&グァカモレも丁度いい味と量!
また別の日には、ヴィーガン・ココナツケーキも。卵や乳製品を使ってないのに、コクがあって美味しかった!
肉食が主流のアテネでも最近は若い層を中心にヴェジタリアンやヴィーガンの人が増えたらしく、彼らにも対応したメニュー構成なんですねー。
販売用のコーヒー豆もいろいろ揃っています。コーヒー好きさんへのアテネ土産にも喜ばれそうですよね♪
■カルティヴォス・パノルム
・住所:Cultivos, Panormou 48, Athina 115 23
筆者
イギリス特派員
小野雅子
在英30年を過ぎました。初めてイギリスへいらっしゃる方にも分かりやすいロンドン観光&文化情報を中心に、イギリス各地やヨーロッパの情報もご案内いたします!
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。