ホーエンザルツブルク城
1996年、世界遺産「ザルツブルク市街の歴史地区」の一部となった、ホーエンザルツブルク城。
先日日帰りでザルツブルクを訪ねた際、商談をかねてゆったり食べた昼食以外は、結果ここへ行ったのみ(苦笑)。
とはいえ、町中を歩いただけでも楽しかったけど、喫茶店でコーヒー飲んだりするゆとりがあるともっと嬉しいですね。
ちなみに、ホテル・ザッハーって中心にありましたが、あれは、ザッハトルテの発祥の地ではないですからね。
ウィーンの、カフェ・ザッハーです。見て喜んで勘違いしたのは私だけで十分です。
(25年くらい前に私もオリジナルのザッハトルテを食べたのに、本物かどうかも分からなかったなんてぇ!)
そうそう、それからパッサウを流れるイン川の支流、ザルツァッハ川がザルツブルクを流れていますが、ここに架かる橋のうちひとつは、遠くから見るとなんだか変な橋なんです。近くに行ってやっと分かりました。
恋人同士の永遠の愛を願う、あの鍵たちがぎっしりぶら下がっていたんです。
レーゲンスブルクにもありますよ、こんなの。あちこちの都市で見かけますね。
さて、このホーエンザルツブルク城、高速のケーブルカーで一気に駆け上り、一気に降りることができます。が、元気な方は、片道は歩くことをお勧めします。だって、あまりにもあっけないんですもの。
私たちは登りを歩きました。チケットは10.50ユーロから。ケーブルカーの料金も含まれています。
ざっくり見て回るのに、1時間ほどのゆとりを見ると良いようです。
下から見上げると、歩いて登ることへ不安を感じますが、大したことなかったですよ。
膝が弱いとか、そういうのが特になければ、へいっちゃら。
徒歩で登ると、途中で下界の風景を楽しめます。
↑この中央の緑の屋根の建物が大聖堂です。入場料5ユーロ。入ってみたいのは山々ですが、今回は時間がなかったので、また別の機会に。
あら、こんな木の屋根もありますね。
鍛冶屋さんの作業場も見られます。
はい、この後連なる写真は、このお城の土地内にある建物群です。
私たちは時間がなかったので、ぱっぱと通り過ぎましたが、コンサートが開かれたり、色々な楽しみ方があるようです。
急足で駆け抜けるには勿体ない金額の入場料ではありますが、12世紀にほぼ完成され、その後も戦争の被害から逃れて現代まで保たれているこの歴史的建造物。そう考えれば、ささやかなものなのでしょう。
↑これは、トランペットの塔。多分この塔の上で、トランペット吹きがファンファーレとか吹いていたということなのでしょうね。
マイクなしで、どれだけ大きな音が鳴り響いたのだろう???それにしても、気持ち良いでしょうね。こんなところでトランペットを思う存分吹ければ。
そして、この一角には、たくさん植木が並んでいました。今年の夏は特に乾燥しているからか、全ての植木の状態が良いわけではなかったのですが、こういうお城の一角に普通の家庭で育てているような観葉植物が並んでいて、ちょっと日常を感じますね。
ザルツブルガーノッケルとよばれる卵白が膨らみ間が空洞となった特徴的デザート、食べる機会を逃した方は、ここでも食べられるようですよ。普通レストランなどで食べるときは、早めに注文しないと30分以上待ち時間とかありえます。ゆっくり低温で焼くから。ここもそうなのかしら?
ケーブルカーを使って一気に下へ降ります。うまく車両の一番前に乗れると良いのでしょうが、私たちの前に立っていた若い女性は、携帯で風景をビデオ撮影していましたよ。
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