台風とおがさわら丸

公開日 : 2022年09月13日
最終更新 :

ここのところ台風発生が続いています。

今のところ2022年はおがさわら丸の運行に影響は出ていませんが、「小笠原滞在中に台風が来ると島から帰れなくなるのが心配」という声を時々耳にします。

072.jpg

これまで"通常運行便"では父島滞在が延びたことはなく、今回は台風とおがさわら丸についてご紹介します。

通常運行便とは、竹芝桟橋を出港したおがさわら丸が父島到着後、島に停泊してから出港する便です。

1.jpg

ハイシーズンには着発便と呼ばれる、父島到着日に折返し父島を出港する便もあります。

通常運行便で島に台風が来る場合は父島出港を早めて竹芝に帰ります。

早まるのは1日かもしれないし、2日かもしれないし、、、、台風次第です。

2.jpg

おがさわら丸の航路を台風が通過する場合は、竹芝出港が遅れることもあります。こちらも遅れ具合は台風次第です。竹芝出港が遅れても、父島出港は変わらないので島滞在が短くなります。

3.jpg

父島出港を早めるか、竹芝出港を遅らせるかするとたいていの場合は台風が通り過ぎるので、通常便の欠航はこれまで経験がありません。

という訳で、"通常便なら"台風が来ても予定通りまたは予定より早く帰れますのでご安心を。

(夏の着発期間中はたま~~~に帰れなくなることがあります・・・。)

このような記事を書くと、よほど台風が多いのかとかえって敬遠されるかもしれませんが、台風シーズン中におがさわら丸の運行が影響受けるのは1~2回程度と意外と少ないですし、全く影響を受けない年もあります。

9月13日時点では南の海上にある熱帯低気圧が台風14号に発達しそうで、進路が気になりますが、今シーズンもこのまま影響なく過ぎて欲しいものです。

〈感染症対策にご協力ください〉

おがさわら丸ご乗船前のPCR検査受検や船内・島内での感染症対策を引き続きお願いします。

pcr.jpg

※PCR検査で陽性とならなかった方が到着後に発症するケースもあります。島で感染するとご予定が大幅に変わりますので島内でも感染症対策をしてお過ごしください。

※検体をゆうパックで提出した方はゆうパック送り状が受検証の代わりです。

※クリニックなどでPCR受検をされた方は証明書が受検証の代わりです。

筆者

東京・小笠原諸島特派員

たびんちゅ

元バックパッカー。小笠原諸島に移住して約20年になりました。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。