オーストリアでゆったり休暇⑦ アイゼンエアツ、錆れた町に感動!
観光スポットもなかなかいいですが、私自身が感動したのはこんな部分です。
古びた町。状態の悪い家がたくさん並んでいます。
こんな古めかしい家もありました。扉、見て! 私こういうの好きです。
そして、この家、現在使われていないようですが、窓ガラスの壊れているところからのぞくとこんなの。↓
わが街レーゲンスブルクも、1950年代バイエルン州で最も貧しいと言われるくらいの状況で、家もいつ床が抜けるか、階段が壊れるかという状態だったようです。今から80年くらい前は、町全体が灰色のイメージだったとか。
きっと、今のアイゼンエアツのような感じなんだろうなと思いました。
だからこそ、なんとなく愛おしいというか、その錆れた昔の栄光を放つ町の雰囲気が私にとっては魅力的なのです。
実際、あちこちの古い建物には、その建物についての説明が銅板に書かれていました。
きっと、これらは重要文化財なんでしょう。
と思ってざっと調べてみたのですが、思っていたほど、文化財としての指定になっている建物ばかりではないようです。
ちょっと腑に落ちない気もしますが。
いずれにせよ、こんな銅板がかかった建物は、15世紀のものがたくさんありました。きっとその頃栄えていたのでしょう。
そう、どうやら16世紀末まで、鉱山による莫大な富を得ていたようです。ヨーロッパの鉱物産出量の16〜20%を占めていたとのこと。町そのものの規模が小さいことから考えると、非常に割合が高いと思われます。
旧市庁舎そのものも文化財ですが、2011年以降博物館として使用されています。訪問する人は少ないようですが、受付時間外だったにもかかわらず、私たちは中を見学させていただきました。ここには、オリジナルの牢獄も残されていますが、建物そのものも展示物も興味深いものでした。
↑ こちらが市庁舎。1535年に建設された後、17〜18世紀には3回もの火災に見舞われたとか。
■Stadtmuseum im Alten Rathaus
・住所: Bergmannplatz 1, Eisenerz
・開館時間: 5〜10月 10:00〜16:00
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