女子旅、インスタ映え必見!マルタの旧首都「イムディーナ」
マルタ島のわりと真ん中寄り、高台にそびえる「Mdina」ははじめまず、読み方がわからなかったのですが、「イムディーナ」と読みます。現在の首都ヴァレッタ(関連記事)の前に首都だった、京都のような位置づけの古都です。
![A96D8289-52BA-44A3-AF34-5B1C3125ED8E.jpeg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/london4/assets_c/2022/10/A96D8289-52BA-44A3-AF34-5B1C3125ED8E-thumb-730xauto-616986.jpeg)
人口は250人(出典:"Mdina", Malta.com, 2019.)。ヴァレッタ同様攻め込まれないよう、町全体が城壁で囲まれており、どこを切り取っても絵になるテーマパークのようです。
静寂の町
石造りの橋を渡って入る同町は、高い壁に囲まれた細い路地裏が縦横無尽に張り巡らされ、辺りはしんと静まり返っています。
![C6B3636B-16CE-49DB-90CA-4C837A98CB0C.jpeg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/london4/assets_c/2022/10/C6B3636B-16CE-49DB-90CA-4C837A98CB0C-thumb-730xauto-616988.jpeg)
これは中世から住んでいる貴族の末裔が、現代にいたってもまだ普通に暮らしているので、彼らに配慮して観光客も静かにしないといけないからです。
自分の足音と、ときおり通り過ぎる観光馬車のヒズメの音がこだまする以外はどこの通りもヒッソリとしており、まるでときが止まったかのようです。
中世の雰囲気漂う高級住宅街
立ち並ぶ家々にはどこもカラフルな扉がついており、いかにも高級そうな造りです。
![5426E831-A396-4370-B1D0-4FA244A09E28.jpeg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/london4/assets_c/2022/10/5426E831-A396-4370-B1D0-4FA244A09E28-thumb-730xauto-616990.jpeg)
町には市役所に博物館、ホテルにカフェやレストランちょっとした商店や土産店に教会、交番まで堀の中にあり、観光地でありながら、日々の暮らしも営まれているという、不思議な場所です。
イムディーナの見どころ
細い路地を歩いていると迷宮をさ迷う感覚に陥りますが、グルグル周っていると自然と中央の「聖パウロ大聖堂(St. Paul's Cathedral)」に戻ってくるので、こちらを目印にしておけば心配ありません。
![642BCE99-C81E-4F08-B691-4C72B13D2117.jpeg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/london4/assets_c/2022/10/642BCE99-C81E-4F08-B691-4C72B13D2117-thumb-730xauto-616992.jpeg)
このバロック様式の建物は、1693年の大地震で全壊後、1702年にマルタの建築家ロレンツォ・ガファによって再建されました。その頃すでにマルタでほかの多くの建築を手がけていたガファでしたが、聖パウロ大聖堂はそのなかでもかなりの傑作だったそうです。
このように、博物館も併設されています。
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イムディーナ最古の建造物のひとつだといわれる「ノルマンハウス(Palazzo Falzon)」や、マルタ島を一望できる「バスティオン広場(Bastion Square)」のあたりでは、植物と建物、目を引く窓枠の組み合わせが絶妙で、ひときわかわいらしい家々が続きます。
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レストランや景色のよいカフェ、土産店もより一層、おしゃれ。
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"女子"にはとりわけうれしく気分が上がるイムディーナ、ぜひとも写真をたくさん撮ってほしい、名スポットです。
◼️イムディーナ(Mdina)・住所: Corte Capitanale, Council Square, Mdina MDN 1050・アクセス: 市バスの番号51, 52, 53, 109, 202, X3, N52
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筆者
イギリス特派員
パーリーメイ
2017年よりロンドン南部で家族と暮らしています。郊外ならではのコスパのよいレストラン、貴族の邸宅、城めぐり、海沿い情報などが得意です。
【記載内容について】
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