世界一古いブドウの樹の兄弟がリュブリャナ城でみれます!
リュブリャナ城の魅力を前回に引き続きお伝えしております。
スロベニアには世界3代古いものがあります。ひとつは木製の笛、木製の車輪、そしてワインのブドウの樹です。
その昔、ヨーロッパではブドウの樹の根を食べて、木を枯らせてしまう病気がはやり多くのブドウが絶滅してしまったという事件があります。
そんな中、このスロベニアのブドウは生き残り世界最古のブドウとして有名なんです。オリジナルはスロベニア第二の都市マリボルにありまして、1999年その苗木がリュブリャナ城に送られました。
このブドウ、実際に身を付けワインも作られています。しかしながらその世界最古のブドウの味を知る人は世界でわずかです。なぜならば、ワインが作られたとしても年に10リットルほどで、そのワインは政治的なギフトとして(ローマ法王や故エリザベス女王など)送られる以外は、一般には出回っておりません。
ちなみにこの木から作られるワインは、赤です。しかしながら、このワインが飲めなくても大丈夫。スロベニアには質のいいワインがあふれていますので、お城にあるワインバーでぜひ、おいしいワインを味わってほしいと思います。
赤、白、オレンジワインがあってとっても美味しいですよ。日本では残念ながらお手軽に飲めるスロベニアワインではありませんので、ぜひご旅行に来た時試してみてください。
筆者
スロベニア特派員
菊地 由貴
スロベニアの首都リュブリャナで現地ガイド、通訳をしています。現地の魅力や生活の様子をお届けします。
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