【ワシントン】スミソニアン協会「キャッスル」改修工事に伴う閉鎖のお知らせ

公開日 : 2023年01月30日
最終更新 :

ワシントンにあるスミソニアン協会のキャッスルは、50年以上ぶりの大規模な改修のため、2月1日水曜日に閉鎖されるそうです。今年3月から大規模な修理が開始、改修には約5年かかると予想されているとか。

「キャッスル (The Castle)」と呼ばれ親しまれているスミソニアン博物館群の管理本部は、スミソニアン博物館群のインフォメーションセンターとなっています。現在、建物の中にはスミソニアンのビジター・センター、カフェ、ギフト・ショップがあり、スミソニアンの工芸品のサンプルなどが展示されています。

ジェームズ・レンウィック・ジュニアがセネカの赤い砂岩を使って1855年に完成させたノルマン式建築のキャッスルは、アメリカ合衆国国家歴史登録財に指定されています。外観は建設当時とほとんど変わっていないそうですが、最後の大規模な改修は 1960 年代後半に行われたとか。

改修工事が行われていても、引き続きイーニッド A. ハオプト ガーデンは開放され、キャッスルの両側にある歩行者用ルートから、国立アフリカ美術館、アーサー M. サックラー ギャラリー、庭園にアクセスできるそうです。また、スミソニアン ・ビジター センターは、バーチャルツアーのサービスを提供するために、オンラインサービスを拡大する予定で、バーチャル・ビジターセンターのウェブサイトは 2 月初旬に開設されるそうですよ。楽しみですね!

スミソニアン博物館(キャッスル)
Smithsonian Institution (The Castle)

住所
1000 Jefferson Dr SW, Washington, DC 20560
電話番号
201- 633-1000
営業時間
8:30 - 17:30  2023年2月1日(水)以降5年間の閉鎖の予定
入館
無料
URL
https://www.si.edu/museums/smithsonian-institution-building

キャッスルは閉鎖されても、モール周辺にある主なスミソニアン博物館や美術館は開いていて、引き続き無料で入館できますので、ワシントンを訪れることがありましたら、ぜひまわってみてくださいね。

  • スミソニアン・アメリカ美術館
  • 国立自然史博物館
  • 国立アフリカ美術館
  • 国立航空宇宙博物館
  • 国立肖像画美術館
  • 国立アメリカ歴史博物館
  • 国立アメリカ・インディアン博物館
  • フリーアギャラリー
  • ハーシュホーン美術館と彫刻庭園
  • 国立郵便博物館
  • レンウィックギャラリー
  • リプリー・センター
  • 国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館

筆者

アメリカ・ワシントンDC特派員

舞林鳥 恵

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