
【ワシントン】スミソニアン協会「キャッスル」改修工事に伴う閉鎖のお知らせ
ワシントンにあるスミソニアン協会のキャッスルは、50年以上ぶりの大規模な改修のため、2月1日水曜日に閉鎖されるそうです。今年3月から大規模な修理が開始、改修には約5年かかると予想されているとか。
「キャッスル (The Castle)」と呼ばれ親しまれているスミソニアン博物館群の管理本部は、スミソニアン博物館群のインフォメーションセンターとなっています。現在、建物の中にはスミソニアンのビジター・センター、カフェ、ギフト・ショップがあり、スミソニアンの工芸品のサンプルなどが展示されています。
ジェームズ・レンウィック・ジュニアがセネカの赤い砂岩を使って1855年に完成させたノルマン式建築のキャッスルは、アメリカ合衆国国家歴史登録財に指定されています。外観は建設当時とほとんど変わっていないそうですが、最後の大規模な改修は 1960 年代後半に行われたとか。
改修工事が行われていても、引き続きイーニッド A. ハオプト ガーデンは開放され、キャッスルの両側にある歩行者用ルートから、国立アフリカ美術館、アーサー M. サックラー ギャラリー、庭園にアクセスできるそうです。また、スミソニアン ・ビジター センターは、バーチャルツアーのサービスを提供するために、オンラインサービスを拡大する予定で、バーチャル・ビジターセンターのウェブサイトは 2 月初旬に開設されるそうですよ。楽しみですね!
スミソニアン博物館(キャッスル)
Smithsonian Institution (The Castle)
- 住所
- 1000 Jefferson Dr SW, Washington, DC 20560
- 電話番号
- 201- 633-1000
- 営業時間
- 8:30 - 17:30 2023年2月1日(水)以降5年間の閉鎖の予定
- 入館
- 無料
- URL
- https://www.si.edu/museums/smithsonian-institution-building

キャッスルは閉鎖されても、モール周辺にある主なスミソニアン博物館や美術館は開いていて、引き続き無料で入館できますので、ワシントンを訪れることがありましたら、ぜひまわってみてくださいね。
- スミソニアン・アメリカ美術館
- 国立自然史博物館
- 国立アフリカ美術館
- 国立航空宇宙博物館
- 国立肖像画美術館
- 国立アメリカ歴史博物館
- 国立アメリカ・インディアン博物館
- フリーアギャラリー
- ハーシュホーン美術館と彫刻庭園
- 国立郵便博物館
- レンウィックギャラリー
- リプリー・センター
- 国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館

筆者
アメリカ・ワシントンDC特派員
舞林鳥 恵
【地球の歩き方】では、2013年から、ワシントンDC周辺はじめアメリカ各地の観光名所や魅力的な穴場スポットの情報をお届けしています。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。