フィジー直行便再開!航空券代や運行情報、フィジーの魅力を紹介

公開日 : 2023年04月07日
最終更新 :

フィジー共和国のフラッグシップキャリア、フィジーエアウェイズは2023年4月4日から、東京・成田からフィジーの玄関口・ナンディへの直行便の運航を再開しました。成田~ナンディ間を約8時間半で結ぶ、週2便の定期直行便です。

今回は定期直行便の運行情報や航空券代、そしてフィジーはどういう国なのか、何が魅力かをまとめて紹介します。

フィジーエアウェイズが直行便を再開!

フィジーエアウェイズは、フィジー国営のフルサービスキャリア(※)です。1998年に初めて成田~ナンディ間で就航してからは、何度かの運行終了・再開を経て、2023年4月4日に再開する運びとなりました。

※フルサービスキャリア(FSC)とは、ファースト、ビジネス、エコノミーなどの複数の座席クラスを提供し、機内食や飲料などのサービスをあらかじめ運賃に含めている航空会社のことをいいます。

運行スケジュールは以下の通りで、火曜と金曜の週2便の運航となります。

便名 出発時刻 到着時刻 運行曜日
FJ350 成田 21:25 ナンディ 09:55 (+1) 火、金
FJ351 ナンディ 14:15 成田 19:30 火、金

新しくなったプランとサービス内容

今回の再開に伴い、フィジーエアウェイズは「FLY YOUR WAY」という新しいブランドを展開し、料金体系も刷新しています。それでは、新プランとそれぞれのサービス内容を見ていきましょう。

ライト(LITE) バリュー(VALUE) コンフォート(COMFORT) プラス(PLUS)
食事または軽食 食事または軽食 食事または軽食 食事または軽食
飲み物 飲み物 飲み物 飲み物
エンターテインメント エンターテインメント エンターテインメント エンターテインメント
マイレージサービス マイレージサービス マイレージサービス マイレージサービス
機内持ち込み荷物(1個/7kg) 機内持ち込み荷物(1個/7kg) 機内持ち込み荷物(1個/7kg) 機内持ち込み荷物(1個/7kg)
- 受託手荷物(1個/30kg) 受託手荷物(2個/各30kg) 受託手荷物(2個/各30kg)
- 搭乗日時変更可(手数料あり) 搭乗日時変更可(手数料あり) 搭乗日時変更可(手数料無料)
- - キャンセル可(手数料あり) キャンセル可(手数料無料)
- - 座席指定可(標準席) 座席指定可(全席)
- - - 優先チェックイン
- - - 荷物の優先受取
- - - 優先搭乗

提供されるプランは全部で4つ。ライト(LITE)プランでは、食事または軽食がつくものの、受託手荷物サービスが無かったり、日時変更やキャンセルが不可だったりと、ローコストキャリア(LCC)と近しいサービスとなっています。できるだけ荷物を少なくしたい方、料金を抑えたいという方には魅力的なプランです。

反対にプラス(PLUS)プランでは、搭乗日時変更やキャンセルが無料だったり、チェックインや荷物受取が優先的に対応してもらえたりと、プラスアルファなサービスを受けることができます。時間を有効に使いたい方、スケジュールを柔軟に調整したい方にはこちらがおすすめです。

実際の航空券代はいくら?

ためしに、2023年6月2日(金)~6月6日(火)の3泊5日の日程で公式サイトから航空券代を見積もってみると、以下の金額が表示されました。

ライト(LITE) バリュー(VALUE) コンフォート(COMPORT) プラス(PLUS)
往路 2万1360円 2万8660円 4万960円 5万8060円
復路 2万4840円 3万2140円 4万4440円 6万1540円
4万6200円 6万800円 8万5400円 11万9600円

※2023年4月7日時点の情報です。
※往路・復路で同じプランを適用した場合。

時期や空席状況により価格は前後する可能性がありますが、どのプランも最安値+1万円くらいで予約することができそうです。

上記は往路・復路ともに同じプランで予約した場合の金額ですが、往路・復路でそれぞれ異なるプランを選ぶことも可能です。往路はライトプランを予約し、復路はおみやげを購入することを考慮して受託手荷物1個まで無料のバリュープランを選ぶ、など柔軟な組み合わせもできます。うまく組み合わせて、お得に航空券を購入しましょう。

フィジーってどういう国?

©Tourism Fiji

さて、ここまでフィジーへの航空便について紹介してきましたが、フィジーが実際にどこにあるのかあいまいな方もいるかもしれません。フィジーはどこにあるのか、どういった国なのかをおさらいしておきましょう。

フィジーはどこにある?

フィジーは、オーストラリアの右上にある、南太平洋にある300以上の島からなる島国です。日本とは3時間(サマータイムは4時間)の時差があります。日本よりも東にあるので、日本が12:00のときフィジーは15:00です。

首都はスバ。公用語は英語、フィジー語、ヒンディー語が使われています。面積は1万8270㎢で、四国とほぼ同じ大きさです。

年間をとおして気候に恵まれており、雨季(12月~4月)と乾季(5月~11月)の区別はあるものの、極端に雨が多くなることもありません。

フィジーの魅力とは

濃淡が美しいフィジーの海
© Tourism Fiji 濃淡が美しいフィジーの海

リゾート地として人気が高いフィジー。海がとても美しく、世界的に有名なダイビング天国として知られています。ママヌザ&ヤサワ諸島、バヌアレブ島、タベウニ島をはじめ、ダイビングスポットは挙げればきりがありません。また、エリアによってはマンタやサメが見られることでも知られ、シャークフィーディングなどのアクティビティも人気があります。

また、フィジーを語るうえで欠かせないのが伝統文化。はるか昔から脈々と受け継がれてきた文化が今も息づいています。フィジーで触れられる伝統文化はメケ、火渡り、カバの儀式の3つがメイン。

メケは伝統的な歌と踊りで構成される芸能。もともとは特別なイベントの際の儀式でしたが、最近ではショーとして演じられるようになりました。火渡りは熱く焼けた石の上を素足で歩いていく神聖な儀式で、ビチレブ島の南に浮かぶベンガ島のサワウ族によってのみ行われます。カバはヤンゴーナというコショウ科の木の根を砕き、水で溶いて回し飲みする南太平洋で見られる歓迎の儀式。フィジーを旅行している間、1度は口にすることがあるはず。

これらの伝統文化、特にカバやメケの儀式ははカルチャーセンターやリゾートで体験・鑑賞することができるので、機会があればぜひ参加してみてください。

メケの衣装を着た男性たち
© Tourism Fiji メケの衣装を着た男性たち

そしてフィジーを訪れる旅行者がリピーターとなるきっかけのひとつが、フィジアンスマイルと呼ばれるフィジーの人々の笑顔。「フィジーマジック」という言葉もあり、フィジーの人々のあたたかなホスピタリティと笑顔に触れ、再びこの楽園に戻ってきてしまうというものです。

どこを訪れても、目が合うたびに「ブラ!」と笑顔とともに声をかけてくれ、旅行が終わるころにはきっとフィジーマジックにかかっていることでしょう。

最後に

成田からナンディまでの直行便が再開し、気軽にフィジーへ訪れることができるようになりました。南太平洋にあるフィジーは、年間を通して平均気温が25度前後といつ訪れても自然やリゾートを満喫できる国。ぜひ、地球の歩き方のガイドブックを片手に自分だけのフィジーの魅力を発見してみてください。

トップ画像: ©Tourism Fiji

筆者

地球の歩き方 永倉

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