【2023年6月バリ島】レコードショップ編パート②/ウマラス
皆様、こんにちは。haluです。
バリ島は、昨今レコードカフェもしくはバーを併設するプレイスポットが一気に増えてきた感を、(私個人的な見解ですが)実感しています。
前回に引き続き「パート②」として、バリ島チャングーのお隣「ウマラス」にあるレコードショップ「Millers records」に、再度取材に行って参りました。
今回も「地球の歩き方」読者の方々、「地球の歩き方halu」「バリ島特派員halu 」のこちらの記事を御覧頂いている方々に、お楽しみ頂けましたら幸いです。
今回も一般的なガイドブックとは一味も二味も違った、「インドネシアの音」に、フォーカスした「リアルバリ島情報」となっています。
ご興味のある方も無い方も笑、どうぞお楽しみください♪
前回に引き続き、今回もオーナーDennyさん全面御協力の元、試聴もさせていただきました。
いつも閉店ギリギリに駆け込む私に、今回も紳士な御対応に感謝!です。
現在、今は無きインドネシアレーベル「IRAMA」のレアな7インチが、道路側窓側のラックに、大量に!入荷しています。
インドネシア(バリ島)にもいくつかレコードショップがございますが、こちらは比較的アクセス良い場所にございます。
詳細な地図は、前回の記事3月と併せてご覧下さい。
特にこちらの「Millers records」は、チャングーとスミニャックに隣接する人気エリア「ウマラス」にございまして、この界隈は、インドネシア全土から感度高め&ファッション&音楽好きの若者、在住外国人が行き交うスポットの一つとなっています。
ここ数年、日本はもちろん世界中で「インドネシア音楽の中古盤」は、ジワジワ人気上昇中!
昨今のインドネシアは、驚く程に急激な進化と発展をし続けている為、ジワジワどころか、大ブームになるのもいよいよ時間の問題ですね。
過去を辿ると、オランダ統治時代に、オランダに音楽留学した芸術家や音楽家(ミュージシャン)が、その後に帰国し、インドネシア芸術、音楽シーンに多大な影響を与え、芸術、音楽シーンで独自の、しかもハイレベルな作品を発表していることが、現存している中古レコードからも、充分伺え知ることが出来ます。
過去にインドネシアは、西洋的な音楽の影響を受けている芸術家や音楽家やへの迫害があったダークな歴史も一時期、実際にありました。
現存している1920年代〜の海外からの影響を受けミックスされたインドネシア音楽(ジャズ、ポップス、クラッシック、ロック、ソウル、オペラ等)の中古盤は、世界のバイナル人気にも拍車がかかり、現在、非常に貴重な為、高値で取引されています。
本日のおすすめはこちらに☟
比較的最近のもの(1970年ー80年ものをピックアップ)を、ご紹介致します。
(本日も私の趣味趣向に偏った内容ですが笑、どうぞ最後までご覧いただけましたら幸いです)
日本のコレクターに人気の高い名盤!!
Millers recordsに売っていますよー!
CHAEIROの1st.「PEMUDA」
爽やかサウンドの詰まった素晴らしいアルバム!
1979年発売です。CDも再発されていますね。
アルバム通して聴く楽しさを味わえる「名盤」です。
ジャジーでソウルフル、懐かしさと新しさの混雑した心地の良い「インドネシアンシティポップ」サウンド!
どうぞアルバムを通して聴いて、どっぷりその魅力に浸かってください笑
続いてFARIZのpanggung perak!
FARIZの多才ぶりは、裏ジャケにも!
1人で、ヴォーカル、エレクトリックピアノ、シンセサイザー、ドラム、エレキギター、ベースギター担当!
全体にストーリー性があって、非常に作り込まれており、爽やかさも感じるこちらもシティポップ感が心地良い名盤。
今聞いても斬新だけど懐かしさも感じらて、オリジナリティ感が溢れております。
おそらく、42年前のインドネシアミュージックシーンでも人気が高かったと想像します。
Dennyさんは、まだまだ世界的に続いている「ジャパニーズシティポップ」「エレクトロ」人気のニーズにも今現在も対応していて、レジ横の下(正確にはターンテーブル横下)に、ジャパニーズ専門ラックを設営。
以前は別の場所にあったのが前面に移動されていました。
ご本人も、御自宅に相当数コレクションしているみたいです。
笹路正徳氏プロデュース&編曲の名盤ですね。
最初聴いた時の(実はここ最近なんですが)インパクト、それは凄いものでした。
ドラム青山純氏、ベース富倉安生氏、ギター土方隆行氏!超豪華一流ミュージシャンが参加の6th.
その当時を私は存じ上げていませんが、日本の音楽シーンの黄金期ですね。
世界的にもこの時代は、実験音楽的なアルバを沢山のミュージシャンが作り発表していたと感じます。
当時のリスナーも私が想像するに、非常に耳が超えていて、ミュージシャン側&レコード会社もその期待をいい意味で裏切ってくれるか、期待以上のアルバムを自由な発想で作り上げて、アルバムが確実に売れていた時代だと想像致します。
では皆様、本日も素敵な一日をお過ごし下さい♪
次回の記事もどうぞお楽しみに。
筆者
インドネシア・バリ島特派員
halu
現在バリ、国内で3拠点生活。ティースペシャリスト、セラピスト活動を軸に、国内外への旅を愛する。
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