【イタリア】ボローニャの鍵盤楽器博物館で昔の楽器の音色を楽しもう!
夏の厳しい暑さが落ち着いてきて、過ごしやすい時期になってきました。
秋と言えば芸術の秋…
本日はボローニャにある鍵盤楽器博物館、「サン・コロンバーノ博物館(Museo di San Colombano)」を紹介します。
歴史的な鍵盤楽器がたくさん!無料コンサートもあり
Museo di San Colombanoはかつて教会でしたが、今は教会ではなくなっている場所です。(イタリアでは元教会を利用した施設が各地にあります。レストランになっている場合も…)
入場料金は7ユーロ。(約1,120円)
入場券は施設で直接お求めいただけます。
無料のコンサートがある時は無料で入れますが、コンサートスペース以外の展示を見たり地下のクリプタ(地下にある礼拝堂)が見られないので、注意しましょう。
楽器に障ることはできませんが音声ガイド(イタリア語と英語のみ)を借りると、録音された楽器の音を聴くことができます。
コンサートを聴くには、無料にしても有料にしてもインターネットから予約をする必要があります。
予約は、こちらのサイトから可能です。
ここにある楽器、全部一人の音楽家のコレクション!
実は、この博物館にある楽器はタリアヴィーニ(Tagliavini)さんという方のすべてコレクションなのです。
残念ながら2017年に亡くなられました。
優れた音楽家かつ、とても良い教育者だったそうです。
「どんなレベルの生徒にも、レッスン時間が終わるころには何かを学べるようなものを提供したい」
との考えの方だったとか。
習ってみたかったですね。
ボローニャを代表する優れた音楽家が残したコレクションの音色を楽しんでみませんか?
400年前のチェンバロの音色がこちら。
※動画は筆者演奏・撮影
注:コンサートのリハーサル時の物のため、普段は触れることはできません。
サン・コロンバーノ博物館(Museo di San Colombano)
- 住所
- Via Parigi, 5, 40121 Bologna BO
- 入場料
- 7ユーロ
- 営業日
- 水曜日から日曜日11:00~18:00
- 定休日
- 月、火曜日
筆者
イタリア特派員
望月 唯
ボローニャ在住のメゾソプラノ歌手です。ボローニャ生まれのピアニスト・マルコと一緒にボローニャの歴史や裏話を紹介します。
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