【岡山】明治時代から残るレトロな木造駅舎「建部驛」 ~岡山市建部町~
こんにちは~。岡山特派員のmamiです。
11月も引き続き、建部町をご紹介しますね。建部町の玄関口と言えば「建部駅」になりますが、この建部駅は開業当時のままの木造駅舎が今も使われています。2006年に開業時の姿を留める駅舎として価値が認められ、国の登録有形文化財に指定された貴重な駅舎です。どうですか?こじんまりとはしていますが趣のある駅舎でしょう。
建部駅の看板の駅が「驛」と古い文字で書かれています。残念ながら、この看板は当時のままではではなく新しいものですが、以前掲げられていた看板もこの文字でした。文化財になった直後、駅舎の保存整備工事が行われているので、その時にかけ替えられたのではないかと思います。
駅舎の中はこんな感じです。いかがですか?手荷物用の窓口や改札口など、昔はどこの田舎駅にもあった懐かしい姿ではないでしょうか。今村昌平監督がこの駅舎を気に入り、映画「カンゾー先生」のロケに使っているそうです。
駅前の道路はかつて商店が軒を連ねていたと聞いたことがありますが、今は商店街としての姿はほとんど留めていません。駅の利用者も減り、無人駅となっています。
ちょうど、観光列車「SAKU美SAKU楽(さくびさくら)」が通過しました。車体の淡いピンクは津山線の終点、津山の津山城(鶴山公園)、福渡、建部の旭川沿いの桜並木、岡山県北エリアに名所として点在する醍醐桜、がいせん桜のピンク色のイメージだそうです。車体には花びらが舞い、緑豊かな沿線に花吹雪を散らすイメージの列車だと思いました。
- 住所
- 〒709-3132 岡山県岡山市北区建部町中田
筆者
岡山特派員
mami
岡山生まれの岡山育ち。岡山市内在住の生粋の「おかやまっ子」です。
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