小笠原諸島ならではの標識が新登場
小笠原諸島には他の地域では見かけないユニークな道路標識が多くあります。
例えば、野生化したヤギをモチーフにしたもの。
例えば、オカヤドカリをモチーフにしたもの。
例えば、絶滅危惧種で固有亜種アカガシラカラスバトをモチーフにしたもの。
などなど、島内で見かける生き物です。
ヤギとぶつかりそうになったという話はあまり耳にしませんが、絶滅危惧種のアカガシラカラスバトは近年個体数が増えてきて、車の前に飛び出してきて危うく衝突しそうになった、あるいは衝突してしまったという話を耳にするようになってきました。
そしてこれらの道路標識に最近新しいものが加わりました。
固有植物タコノキをモチーフにしたものです。
確かに周囲には実をつけたタコノキの枝が張り出していました。実が熟すとバラバラに落下するので心配は少ないように感じますが、小笠原らしい標識が増えたのは嬉しいですね。
生き物たちとの衝突事故防止のためにも車やバイクで島内を移動する際には速度を落として、ゆっくりと道路標識を探したり、風景をお楽しみください。
筆者
東京・小笠原諸島特派員
たびんちゅ
元バックパッカー。小笠原諸島に移住して約20年になりました。
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