出発前も到着後も！新千歳空港で食べたいコーヒーソフトクリームとホットサンド～「東亜珈琲館」

「東亜珈琲館」は、1974年創業の北海道千歳市にある喫茶店です。
その新千歳空港店が新千歳空港ターミナルビル2階にあります。

今回、午前9時台の便に搭乗予定で、札幌市内の自宅を出たのは夜明け前。
（すでに積雪があるシーズンに突入したので、早めに空港へアクセス。）
自宅では、まだ寝ぼけた状態で食欲が沸かず、何も食べずに家を出ました。

新千歳空港へ到着し、荷物を預けた時点で午前8時過ぎ。
時間があるので、朝食に何か食べたいと思いましたが、午前8時ではまだ開店しているお店は少ない！

これはコンビニで朝食を買うか、もしくは保安検査場を通過してから、売店で何か買うパターンか、と思っていたところ、午前8時から営業していたお店が「東亜珈琲館」です。

お土産屋さん以外の飲食店はまだオープンしているところがほとんどなく、お腹を空かせているなか、救世主のように現れた「東亜珈琲館」。

おいしいホットコーヒーだけでも飲みたい！と行ってみると、メニューには「ホットサンド」の文字が。
しかも6種類もあります。
思わず「朝食に嬉しいメニュー！」をチェックしてみた内容は次の通り。

そしてお店の目の前にある空港ビル共有スペースのテーブル&イス席で食べることもできますが、お店にもカウンター席がありました。

お店のカウンターで朝食をいただくことにして、ホットサンドとコーヒーをお願いしました。

こちらは、「チキンとアボカドとチーズホットサンド」（560円）。
チキンは照り焼き風の甘めのタレで絡めてあり、たっぷりのアボカドとの相性もぴったり。
注文してから作るできたてホットサンドは、手軽に食べられるありがたい朝食になりました。

実はポタージュも栗かぼちゃ、北海道じゃがいも、スーパースイートコーンとどちらも魅力的で、本来であればホットサンドと一緒にいただきたかったのですが、どうしてもコーヒーが飲みたかったので、今回は「東亜ブレンド」コーヒーをホットでいただきました。

できたてホットサンドの朝食は、この上なくありがたく、個人的には理想的な朝食になりました。

カウンターでホットサンドと東亜ブレンドに舌鼓を売っていると、8時台にもかかわらず（？）、次々とお客さんがやってきます。
そして多くのお客さんがオーダーしているのは、「ソフトクリーム」！

北海道のソフトクリームは、もはやハシゴしてでも食べたくなるグルメメニューのひとつですが、こちらのメニューは、3種類ながら充実のラインアップ（個人的感想です）に目が釘付けになりました。

というのも、定番の「牛乳ソフトクリーム」（420円）に加え、北海道の特産品でもある千歳産ハスカップを使った「ハスカップソフトクリーム」（450円）と、「珈琲ソフトクリーム」（440円）があったからです。

コーヒーソフトクリームは、函館に行くとよく見かけますが、新千歳空港でも味わえるとは知りませんでした。

エスプレッソを使った東亜珈琲館オリジナルの「珈琲ソフトクリーム」だそうです。
コーヒーの香ばしさをほのかに感じる喉越しスッキリの珈琲ソフトクリームは、数ある北海道のソフトクリームのなかでも、ぜひおすすめしたいソフトクリーム！
なお、ハスカップソフトクリーム、珈琲ソフトクリームとも、牛乳ソフトクリームとの"ミックス"にもできます。

また、喫茶店ならではの次回以降、飲んでみたいメニューも複数ありました。
ソフトクリームが入った珈琲フロート（570円）や、シェイク（ハスカップ560円、北海道牛乳530円、珈琲550円）、珈琲ゼリードリンク（520円）など。
魅力的なメニューがいろいろありました。

小さなサイズのミニソフトもあります！

お土産にもぴったりな新千歳空港限定の東亜珈琲館オリジナルコーヒーなども販売しています。
「氷温熟成珈琲オリジナルブレンド」（150g/1,480円）、「直火式自家焙煎東亜ブレンド」（150g/1,720円）のほかドリップコーヒー、アイスコーヒー用やラテ用豆など各種あるので、コーヒー好きの方も立ち寄ってみてください。

久しぶりに新千歳空港ターミナルビルを訪れ、初めて東亜珈琲館を利用しましたが、空港ターミナルビルにある飲食店のなかで最も早く営業を開始するお店のひとつなので、朝食を食べ損ねて移動された方におすすめです。

また、ほどよくクリーミー&みずみずしいソフトクリームは、季節を問わず食べたいソフトクリーム。
本州からお越しの方は、冬にソフトクリーム?!と思うかもしれませんが、暖かい空港ターミナルで、特にとても乾燥する冬にこそ、喉をおいしく潤してくれる東亜珈琲館のソフトクリームはおすすめです。

ちなみに、新千歳空港に戻って来たときも、どうしても珈琲ソフトクリームが食べたくなり、到着ロビーから2階へ移動し、念願の珈琲ソフトクリームをいただきました。
飛行機を降りた直後の珈琲ソフトクリームはさらに格別でした。