エスニックなカレーうどんが食べられるカレー屋、横浜反町の「シリー・エベレスト・キッチン」

公開日 : 2023年12月30日
最終更新 :

さすがは中華街のある横浜、隣町の神奈川県反町駅周辺にも中華料理店が多く並びます。

「シリー・エベレスト・キッチン(Shree Everest Kitchen)」はそんななか、周辺で唯一カレーを中心としたエスニック(ネパール・インド)料理を出す異色の存在です。

実を言うと、私のこの日の気分は「うどん」でしたが、探し求める間に同店の店先にうどんはうどんでもカレーうどん、しかもインドカレーのうどんを発見!

にわかに興味が湧き、メニューを食い入るように見つめていると、すかさず営業上手な店員が現れ、そのまま誘われるがままに入店したのでした。

店内はオレンジを基調とした内装で、インドの神様ガネーシャやゾウの飾り、置物に混じってなぜかパンダやクマ、アンパンマンのぬいぐるみまでいるという国際色豊かな顔ぶれが並びます。

ランチセットが充実しており、単品のうどん、カレーオムライス、ガパオライス(タイ料理!)のほかはすべて「カレーセット」です。

単品にもサラダとドリンクがついて十分お得ですが、特筆すべきはカレーセット。ライスのおかわりが無料なのはまだしも、ナンまでおかわり自由なんです! 

生ビールも生中が¥380と破格だそうで、夫は感激してインド料理店にもかかわらず、日本のビールをおかわりまでしていました。

お通しのパリパリせんべい、パパドもうれしい。しばらくしてサラダが、次にそれぞれカレーうどん(¥790)と、インド料理ではめずらしいので頼んだポークカレー(¥850)が私のマンゴーラッシーとともに運ばれてきました。

ワクワクしていたうどんには、日本のカレーにも似たとろみのルーにゆで卵、肉、きのこにナッツまで入ってとても不思議な具材。麺はかなりやわらかめのうどんですが、それもまたルーと絡んで美味。

夫が頼んだポークカレーはかなり辛口。お楽しみのナンは、ほかの席で見たとんでもない巨大なものと同じで、改めてこれがおかわり自由とは太っ腹と驚いたのでした。

こんがり焼き目がついた表面にはバターもほどよく溶けており、生地に甘みがあるので辛いカレーとピッタリ。ナンが進みます。

夫のドリンクはホットのチャイにしたので、ちゃんと気を利かせて食後に出してくれました。茶葉からしっかり煮出した紅茶にたっぷりの砂糖とミルクが入っており、これまたシメとして最高です。

会計時に判明しましたが、ホールスタッフはインド人、厨房はネパール人だそうです。なお、この“ネパール・インド料理”店は「エベレスト・キッチン」のブランド名で、神奈川以外にも東京、埼玉を中心に関東圏で多店舗展開しているようです。

同ブランド名の入った店名を見つけたらぜひ、お試しあれ!

シリー・エベレスト・キッチン(Shree Everest Kitchen)

住所
神奈川県横浜市神奈川区上反町1-3-1
アクセス
東急東横線反町駅徒歩1分
営業時間
11:00~15:00、17:00~23:00
定休日:なし

筆者

イギリス特派員

パーリーメイ

2017年よりロンドン南部で家族と暮らしています。郊外ならではのコスパのよいレストラン、貴族の邸宅、城めぐり、海沿い情報などが得意です。

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