来日公演も大盛況!アーティストSnail Mail(スネイル・メイル)の旅のマストアイテムとは?

公開日 : 2024年02月07日
最終更新 :
Live Photo Credit: Fuki Ishikura
Live Photo Credit: Fuki Ishikura

2023年12月に5年ぶりのジャパン・ツアーが大盛況で幕を閉じたアメリカ出身のリンジー・ジョーダン率いるSnail Mail。同年のスウェーデンのヨーテボリの野外音楽フェスティバル「Way Out West」でも圧巻のパフォーマンスを魅せてくれたリンジーにインタビューを敢行しました。ジャパン・ツアーとWay Out Westで撮影された写真と共にお届けします!

「日本のショーでは最高のオーディエンスが集まっている感じ!」

Photo: Timothy Gottlieb
Photo: Timothy Gottlieb

ー タイトなスケジュールの中、インタビューのお時間をありがとうございます。
早速ですが、スウェーデンでの演奏は今回で何回目になるのでしょうか?

リンジー・ジョーダン(以下、リンジー):今回が3回目です。前回は数年前のフェスティバルだったかもしれない。でも、ヨーテボリに来るのは少なくとも2回目。ストックホルムを含め、スウェーデンでは3回目の公演です。

ー ヨーテボリでお気に入りの場所はありますか?
リンジー:いいえ、残念ながら、ツアーの間はバスでの移動ばかりで自由な時間がないのです。スウェーデンに行ったことがあるなんて、本当は驚きもしないくらい! でも、スウェーデンにまた来れたなんて。スウェーデンを見るのがとても楽しみです。バンドメンバーは、スウェーデンに来るのはこれで3回目だ、みたいな感じでした。ヨーロッパ・ツアーは今回で6回目です。

ー 日本には2023年12月の日本ツアーの来日で3回目の来日になりますね? 思い出深いエピソードはありますか?

リンジー:日本に行くのは今回で3回目になるはずです。面白い話というと、不思議なことに、日本で演奏するとアメリカのファンが好きだろうと思っていた曲でも、日本のファンは全部好きでいてくれる。だから、自分がいいと思う曲を日本のみんなも好きになってくれて、すごく嬉しいんです。その後、アメリカやヨーロッパで演奏すると、「なんでこの曲は気に入ってくれないの?」って感じ。(笑)そして日本では、いつも最高のお客さんが集まっているような気がするんです。

2018年のアジアツアーでは、東京、大阪、そしてソウル、ジャカルタ、シンガポール、バンコク、台北を回りました。このツアーは、これまでで最高の公演だった。もう本当にクレイジーな気分でした。そのときアジアに引っ越さなきゃ! と思ったくらい、本当にアジアに夢中になったんです。

「私たちが日本に行くことをどれだけ楽しみにしているか、言い尽くせない!」

Live Photo Credit: Fuki Ishikura
Live Photo Credit: Fuki Ishikura

ー 今回の来日で一番楽しみにしていることは何ですか?

リンジー:時間が許す限り、多くの時間を日本で過ごしたいです。日本には何人か友達がいるんですが、そのうちの2人くらいは、以前ワシントンD.C.に住んでいて、今は日本に住んでいます。今回ツアーで名古屋にも行く予定なんです。あと、大阪に戻るのも楽しみです。

実は2022年の前回の来日では、東京と富士山しか見ていないんです。東京とフジロックフェスティバルしか見ていなくて...。ショー直前に体調が悪くなり、抗生物質を飲んでいて、本当に具合が悪くなってしまったんです。そして13時間吐き続けてしまいました。そして演奏の直前は本当に辛かったことを覚えています。

だから前回はいい時間を過ごせなかった。だからこそ、今回の来日はすごく楽しみにしているんです。どうなることでしょう。あと、私のガールフレンドが一緒に来れるかどうか確かめないと。その後、見たいもの、やりたいことのリストを作ろうと思っています。
私たちがどれだけ日本に行くことを楽しみにしているか、いくら言っても言い尽くせない程なんです!

ツアー中のマストアイテムは「Nintendo Switch」!

「Way Out West」フェスティバルのプレスルームにて Photo: Yurie Yoshimura
「Way Out West」フェスティバルのプレスルームにて Photo: Yurie Yoshimura

ー 旅行についてですが、アーティストに旅のマストアイテムを世界中を駆け回るアーティストの方々聞いています。ツアー中に欠かせない、いつも持っていくアイテムはありますか?

− インタビュー中リンジーがNintendo Switchを手にしているのを筆者が発見。
「ゼルダ(ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム)を持ってるんですか?」

リンジー:はい。今のところ、これでツアーを乗り切っているんです(笑)。昨日は朝6時までゼルダをプレイしました。飛行機の中やツアーバスの中でもプレイしています。以前のツアーでバンドの一人が持っていて、彼はいつもゼルダをプレイしていました。私は以前、PS5をどこにでも持って行っていました。でも、(PS5が)大きいので、Nintendo Switchに変えたんです。ツアー中にいつも持ち歩けるので、購入した甲斐があったと思います。

ー 他にも何か特別なアイテムはありますか?

リンジー:ツアーには毎回5冊くらい本を持っていきます。読書の気分かどうかにもよるのですが、何冊か読むこともあれば、1冊も読まないこともあるんです。

ー 今読んでいる本は何ですか?

リンジー:「ストーナー」です。著者はジョン・ウィリアムズだと思います。ウィリアム・ストーナーという主人公の話なんです。彼は農業大学に通ってるんだけど、英語の先生になりたいという話で、ストーリーが本当に格好いいです。

ー 面白そうな本ですね。絶対に読んでみます!

リンジー:読むべきです、本当に凄いですよ! あと、デニス・クーパーの本とカート・コバーンの伝記を今回のツアー用に持ってきました。ちょっと持ち運びには不便だけど、ペーパーバックで読む派なんです。理由はブルーライトから解放されたいから。

携帯電話や画面のあるものを使っていると、どこにでも行ってしまいそうなんです。注意力が足りないような気がして...。私はADHDで、本を手に取ると、それを手に取ってしまうのです。
飛行機の中では少なくとも1時間は読書に集中しますが、読書は軽めにするするように心がけています。なぜなら飛行機のライトはみんな嫌がるので(笑)。

「ヴォーカル・コーチが、ステージに立つためにはエクササイズがとてもいいって教えてくれた」

Photo: Timothy Gottlieb
Photo: Timothy Gottlieb

リンジー:実は今まで、海外でバスツアーはまだやったことがないんです。また、今回初めてウェイトを持ってきているんです。10ポンドくらいの重りを5つくらい。ヨガマットも持ってきていて、女性YouTuberのヘザー・ロバートソンの30分トレーニングをするのに夢中なんです。彼女は30分のビデオで、すごくハードなことをやっているんですよ。

声帯の手術を受けたのですが、どうすればもっといいシンガーになれるかとか、そういう身体的なヒントをもらいました。ヴォーカル・コーチが、ステージに立つための筋肉を温めるにはエクササイズがとてもいいって教えてくれたんです。だから、今回のツアーではないのですが、少なくとも他のツアーでは毎回、直前に30分の筋トレをしていました。だから準備万端って感じです。

だから、ツアー中のマストアイテムに挙げられるのは、ウェイトとか、軽い本とか、本とか、、あとお菓子!
おいしいお菓子も重要なんです。

ー フライト中は映画を見ますか?

リンジー:場合によります。普段は携帯で映画をダウンロードしたりしています。でも機内では、見たかった映画でまだ見ていないものがあれば見ます。それが大好きなんです。映画ってたぶんそういうものだと思うから。映画は私の大好きなもののひとつで、音楽の次に好きなものは映画です。

フライト中は話した通り、読書の時間にもなれば、ビデオゲームの時間になることもあります。でも、ここ(スウェーデン)に来る前のフライトのセレクションは本当にひどかったんです。今まで見た中で最悪のセレクションでした。(笑)

「宇宙ネコ子に夢中。今回共演できることになって本当に嬉しい!」

Live Photo Credit: Fuki Ishikura
Live Photo Credit: Fuki Ishikura

ー ところで今はアメリカのどちらに住んでいるんですか?

リンジー:メリーランド州に住んでいます。以前ニューヨークにも4年間住んでいました。先日ノースカロライナ州に家を購入したところです。

ー メリーランド州のお気に入りの場所はありますか?

「Ottobar」は、おそらく私たちがこれまでで最も演奏したライブ会場で思い入れがあります。そこでハングアウトするのは楽しいですよ。ビリヤード台もあって遊ぶことができます。
あと、「Clavel」というレストランは本当にロックな場所です。 ボルチモアに来たら、行ってみるべきですよ。美味しいメキシカン料理を食べることが出来ます。

ー ありがとうございます。最後に日本公演で楽しみにしていることは何ですか?

リンジー:このバンドを見つけたんだ。見せなきゃ。(と言って日本のルタナティブ・ポップ・ユニット、「宇宙ネコ子」を紹介してくれました)
彼らの音楽に夢中なんです。レコードも持っていて、今回の日本ツアーでゲストとして参加してくれる予定なんです。
彼らはとてもクールですよ!

彼らの演奏を見るのが本当に楽しみ! それ以外では、前回の東京公演の時は、時間もあまりなくて、ただそこに着いて、"全てを見た"という感じだったんです。私達はみんな、日本に夢中になっているアメリカ人みたいなもので、それはたぶんごく普通のことだと思う。

前回日本に行くフライトの時に映画、「ロスト・イン・トランスレーション」を観たんです。日本に着いたとき、これが私のキャリアの中で最もクールな瞬間だ! と思ったんです。本当に日本にはいつもわくわくさせられるんです。

ー ありがとうございました。日本でお会いできるのを楽しみにしています。

取材・文:吉村有理江
取材・撮影協力:Luger, Playground Music Sweden, Beatink

Snail Mail Official Site

筆者

スウェーデン特派員

Yurie Yoshimura

2021年7月よりスウェーデンへ移住し、現在はストックホルム在住。旅と音楽とスキンケアを愛する。

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