北九州市に行ったらをコレ食べるべし!地元っ子も大好きなキタキューグルメ

公開日 : 2024年02月19日
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2月1日に発売された全国初の“市版”『地球の歩き方 北九州市』。発売早々「なんで北九州市が!?」と話題になっていますが、実は北九州市には魅力的なコンテンツが多数! まずは旅に外せないグルメ! 全国的に知られていない名物グルメがいろいろあるんです。B級グルメや麺類の充実ぶりはなかなかのもの。また、海に囲まれた北九州市は美味しい魚が獲れることでも知られる海鮮天国。独自の寿司文化があるので、お寿司もぜひチェックして!

北九州市発祥の3大グルメをチェック!

昭和33年創業の「本店鉄なべ」
昭和33年創業の「本店鉄なべ」

鉄板のせスパゲティに着想を得て生まれた「本店鉄なべ」のぎょうざ。熱々のまま料理を提供できるよう18㎝サイズの鉄鍋を特注し、パリッとした小ぶりの食感を楽しめる鉄鍋ぎょうざは、鉄の町北九州市のイメージとマッチしてたちまち人気となりました。また、か「ぎょうざを通じて八幡の魅力を発信しよう」と「八幡ぎょうざ協議会」が発足し、加盟店は約50店。鉄鍋をはじめさまざまなバリエーションがありますが、せっかくなら鉄鍋ぎょうざを味わうのがおすすめ。それぞれ皮や具にこだわりがあるので、チェックしてみて!

元祖 「だるま堂」の焼うどん
元祖 「だるま堂」の焼うどん

北九州市の中でも小倉が発祥とされる「焼うどん」。先日火災に遭った鳥町食道街の「だるま堂」の初代店主が焼きそば用の麺がなかったため、ゆでたうどんを代用したところモチモチ食感が好評だったのがはじまりとされています。現在は「小倉焼うどん研究所」が結成され、「キャベツは若松産」、「小倉の地酒で香り付けをする」などの細かいルールのもとで、いろいろな店が「小倉焼うどん」を提供しています。居酒屋や食堂、鉄板焼きの店など、いろいろなジャンルのお店で味わうことができます。

「プリンセスピピ門司港」の焼きカレー
「プリンセスピピ門司港」の焼きカレー

明治から昭和のはじめにかけて国際貿易港として栄えた門司港。当時は多くの洋食店が並び、西洋と東洋の食文化を織り交ぜたメニューが誕生しました。焼きカレーもそのひとつで、かつて門司港にあったとある喫茶店で、余ったカレーをオーブンで焼いたところ美味しく仕上がったため新メニューに採用されたのが始まりだとか。いろいろな店がルーや具、トッピングなどで個性を競い合っていて、バリエーションも豊富。ホテルのレストランや町の食堂、喫茶店など、いたるところで焼きカレーに出会うことができます。

ご当地麺を食べ比べてみよう!

「資さんうどん」肉ごぼ天うどん
「資さんうどん」肉ごぼ天うどん

ご当地麺のまず1杯目の麺はうどん。ひとことで北九州の「うどん」を語ることはとても難しいほど、北九州のうどんは個性豊かです。今では全国的に有名になった北九州市を代表するうどんチェーン「資さんうどん」や、理想の麺を追及し続ける「豊前裏打会」のメンバーのうどん店、甘辛く炊いた牛肉に生姜を効かせた「小倉肉うどん」の3大巨頭を筆頭に、っそれぞれに特徴のある店舗が多数存在しています。地元で長く愛されてきた「うどん」を深堀りしてみるのもおもしろいそうです。定番の具は、ごぼう天や丸天と呼ばれる練物、甘辛く味付けした肉など。うどんと一緒にかしわごはんを用意している店が多いのも福岡県ならではです。

八幡名物「銀河のチャンポン」
八幡名物「銀河のチャンポン」

次は、地元民ならだれもが知っている個性派揃いのチャンポンをご紹介します。肉や野菜がたっぷりと入った長崎発祥の「チャンポン」がベースにはなっていますが、北九州市のチャンポンはこれをさらにアレンジしているのが特徴です。
例えば、八幡西区にある「銀河のチャンポン」はチキンカツがド~ンとトッピングされていて、スープは鶏ガラベースのあっさり目。また、「戸畑チャンポン」は細い蒸し麺に、とんこつ100%のこってりタイプのスープ。門司区の「二代目清美食堂」は和風ダシで麺を炊いた「ちゃんら~」が名物。1杯で肉も野菜も取れるチャンポンは、栄養価も高く、旅の疲れを癒す元気メニューです。

北九州一との評判が高い「石田一龍 本店」
北九州一との評判が高い「石田一龍 本店」

ラーメン通でなくても、旅先のラーメンをチェックしたくなるもの。北九州市では、しっかりと白濁させた「乳化型豚骨」を中心に、透明感の残る「淡麗豚骨」や「醤油ラーメン」など、実にさまざまなラーメンが各区に根付いています。全国的に知られる博多ラーメンのように、細麺、替え玉のような明確な定義があるわけではないが、さまざまな味わいがある懐の深さが北九州ラーメンの特徴といえる。「北九州ラーメン王座選手権」なども行われており、どの店も味への並々ならぬこだわりを持っていることがわかる。せっかくなら、いろいろなラーメンを味わいたい。

高級寿司から海鮮丼まで、3つの海を味わう

なかなか予約の取れない人気店「天寿し」
なかなか予約の取れない人気店「天寿し」

寒流と暖流が流れ込む「響灘」、潮の流れが速い「関門海峡」、干満差が大きく、豊かな干潟が広がる「豊前海」の3つの海に囲まれた北九州市は、九州の中でも魚種も豊富で魚がうまいことで知られています。江戸前をベースにそれぞれの店で工夫を凝らした高級寿司店も多く、世界中から人気店を目指して北九州市に来るという旅行者も少なくありません。極上の素材が、食材のよさはもちろん、職人の技が重なり合って完成する寿司をぜひ味わってみたいもの。予約がなかなか取れない店もあるので、予約が取れてから旅の計画をするのもありかもしれません。

旦過市場内にある「旦過屋台寿し満天」
旦過市場内にある「旦過屋台寿し満天」

北九州の魚が美味しいのは前述のとおりですが、高級店だけでなくリーズナブルな町のお寿司屋さんのクオリティの高さも特筆すべき点。市場の中にある店や、魚卸問屋の直営店、リッチなネタが味わえるカジュアルな回転寿司などなど、気取らずに美味しい魚を味わえる店もたくさんあります。
また、各区に地元で愛される店があり、50年以上続く老舗でも敷居が高くないので入りやすいので、中心地からひと足延ばしてみるのもよさそう。大将や地元客とのコミュニケーションも、寿司ならではの魅力です。おすすめなどを聞きながら北九州の魚を味わってみては。

産直市場内にある「若松食堂」の海鮮丼
産直市場内にある「若松食堂」の海鮮丼

寿司よりもさらにカジュアルに楽しめるのが海鮮丼。海の近くの町はどこも海鮮丼が大人気ですが、北九州市にもさまざまな海鮮丼の店があります。市場や産直の中にある店では、その日水揚げされて締めたばかりの魚が丼に盛られ、プリプリとした食感が楽しめます。鮮度抜群の旬の地魚を丼で豪快に堪能しましょう。
また、全国に知られるマグロの大卸が営むマグロ丼を味わえる旦過市場の店もおすすめ。
ちょっとずついろいろな魚を味わうもよし、ひとつの魚のいろいろな部位を楽しむもよし、北九州市の海の幸を丼でどうぞ。

読んでびっくり! 来て納得! 『地球の歩き方 北九州市』

世界160の国と地域のガイドブックを発行する「地球の歩き方」が、全国初の市版として選んだ「北九州市」。世界でも類を見ない五市対等合併により誕生したメガタウンは、全7区に独自の歴史や文化、発祥グルメからエンタメまで……訪れる度に新しい出会いがある唯一無二の場所。そんな北九州市を「地球の歩き方」ならでは視点で徹底取材し、400ページにまとめてお届けします。

■地球の歩き方 J13 北九州市
・URL: https://www.arukikata.co.jp/web/directory/item/116131/

※当記事は、2024年2月19日現在のものです

PHOTO &TEXT:『地球の歩き方 J13 北九州市』編集担当 Travel Lab.

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