プウ・オ・マフカ・ヘイアウ

Puu O Mahuka Heiau

オアフ島最大規模の神殿跡

「ヘイアウ」とは、古代ハワイの首長が戦争の勝利を祈って建立した神殿、祭儀所を意味する。
ヘイアウではカフナ(神官)の指導のもと、さまざまな儀式が行われたり、人身御供が戦争の神にささげられたという。ハワイ諸島にはこうしたヘイアウがいくつか残されているが、オアフ島で最大規模のヘイアウがこのプウ・オ・マフカである。
歴史学者の確証は得ていないが、ハワイ在住の考古学者、ルディー・ミッチェル博士によると、1770年代に時の王カメハメハの命を受けて、神官カオプルプルによってこの地に神殿が建てられたという。
その後、カメハメハ大王がハワイを統一してからもこのヘイアウでさまざまな儀式が行われ、それは1819年まで続いたそうだ。言い伝えでは、1794年に英国船の乗組員がワイメア川の河口で水を汲もうとしているところをハワイ人につかまり、このヘイアウで犠牲として神に供えられたともいわれている。

基本情報

車での行き方
ハレイワから83号線カメハメハ・ハイウエイを北へ向かい、ワイメア湾を越えて約0.8マイル(約1.3㎞)、ププケア通りを右折(角にフードランドがある)。しばらく上り道を行くと、右側にヘイアウへの看板が出ている。右折し、スピードバンプのある細い道を約10分
パーキング
あり
備考
歴史的に貴重な建造物でもあり、また本文でも触れたように今日でも聖域として守られているので、絶対に石垣に登ったり、中に入ったり、供え物に触れたりしないこと。また、多くの人が訪れる場所ではないので、日の高いうちに出かけたい。見学中、車の中には貴重品を置いていかないこと
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