リゾート・ワールド・ラスベガス

ベガスで建物からホテルが誕生するのは12年ぶり　
2021年6月、北ストリップ地区、サーカスサーカスの南隣に誕生した話題のホテル。ホテル建設が発表されたのは2013年だが、その後しばらく放置され、2015年建設を開始したものの何度も開業時期を延期し、満を持してのオープンとなった。ストリップ地区において建物から建設したホテルが開業するのは、2010年12月にオープンしたコスモポリタン以来、実に12年ぶりだ。

アジアンテイストな雰囲気が新鮮　
敷地面積88エーカーという広大な敷地内に建つ建物は、真っ赤な本を開いたような形と、一面に造られた巨大なLEDスクリーンが目を引く外観が印象的。ショッピングモールにある直径15mの球体も全面スクリーンとなっており、終始さまざまな動画が流れている。運営がマレーシアの華僑ということもあり、全体的に東洋風な演出が多くエキゾチックな雰囲気に仕上がっている。　客室は、ヒルトンHilton、コンラッドConrad、クロックフォーズCrockfordsの３ブランドにより運営されており、それぞれコンセプトやサービス内容、宿泊料金が異なるばかりか、フロントロビーも別々だ。　最新カジノはテクノロジーを駆使した新たなシステムが話題。アプリに登録すれば、スロットマシンやテーブルゲームにログインしたり、デジタルウォレットに入金した資金でゲームを楽しめるのが新鮮だ。もちろん現金や会員カードでも遊べるのでご安心を。　レストランは、タイや日本、中国料理を提供するフフや、本格的な高級中国料理が評判のゲンティン・パレスGenting Palaceなど、レベルの高いアジア料理レストランがそろう。アジア屋台のような趣のフードコートもおすすめだ。