コロマンデル・タウン

Coromandel Town

町の名は1820年、船のマストに使用するカウリ材を求めて寄港したヨーロッパの貨物船「H.M.S.コロマンデル号」に由来する。ここも、かつてはゴールドラッシュでおおいに栄えた町のひとつだ。1852年、製材業に携わっていたチャールズ・リングが、町の北部を流れるカパンガ・ストリーム近くで金を発見。以来、国内各地から人々が押し寄せ、現在のカパンガ・ロードKapanga Rd.を中心に教会や学校、銀行などができていった。現在でも当時の姿そのままの建造物が残り、今なお歴史ある町の風景を維持している。また、この町を拠点に活動する芸術家も多く、“アートタウン”としても知られる。

コロマンデル・タウンの歩き方

町の中心は、カパンガ・ロード Kapanga Rd.周辺の小さなエリアのみ。観光案内所やカフェ、ショップなどもすべてこの通り沿いに集約されており、ぐるりと歩いても10分とかからない。しかし郊外へ足を延ばしてみれば、地元アーティストの工房やギャラリー、美しいビーチや庭園などが点在する。 
毎年10月の第1・第2土・日には、コロマンデル・オープンスタジオズ・アートツアーという芸術イベントを開催。コロマンデル・タウン周辺に暮らす約40人のアーティストがそれぞれの工房を公開し、制作現場を見学できるほか、その場で作品の購入も可能。絵画、彫刻、陶磁器などジャンルやスタイルはさまざま。ロケーションマップは公式サイトからダウンロードできる。

コロマンデル・オープン スタジオズ・アートツアー

基本情報

コロマンデル・タウンへのアクセス
テームズから国道25号線を北に約55km。歪曲した海岸沿いの道を走るため多少の運転技術が必要だが、小さな入江や湾が次々と現れる風光明媚なドライブルートだ。
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